参院新人議員に聞く

「戦いから下りない」-新しい世代に向けた制度改革を

河井案里・参院議員
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河井案里氏=宮本明登撮影
河井案里氏=宮本明登撮影

 18歳のときから政策を一生の仕事にしようと考えてきた。建築家の父から食事の際などに都市計画の話を聞かされて育ち、高校のときにベルリンの壁が壊されるのをテレビで見て政治の激動を感じたのがきっかけだ。参院議員を志したのはずっと政策に関わりたいという思いの延長だ。

分かりづらさが低投票率に

 今回の選挙は、特に与党にとってやりにくかった。争点設定をする力が野党になく、現状の是非だけが争点になったからだ。与党の訴えた「安定政権を続ける」というコピーも訴求力が弱く、野党は「安倍1強打破」ばかりで何をしたいのか打ち出しがない。分かりづらさが低投票率につながったと思う。

 安倍晋三首相は憲法改正を掲げたが、野党はそれに反応すると共闘が成り立たなくなるので乗ってこなかった…

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河井案里

参院議員

1973年生まれ。科学技術振興事業団職員を経て、2003年に広島県議選に初当選。県議を4期務めた。09年には広島県知事選に出馬したが次点で惜敗。19年参院選で初当選。夫は自民党総裁外交特別補佐の河井克行衆院議員。