電話情勢調査は万全か データサイエンスの未来

鬼木浩文・前世論調査室長
世論調査のコールセンター
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 参院選の投開票から間もない7月27日、早稲田大学で「データサイエンス」に関する興味深い学内コンペティションが開かれました。テーマは「参院選の結果を予測しながら、データサイエンスの力を身につける」です。世論調査室の業務とも密接に関連しそうなので、見学してきました。

 コンペの課題は、入手可能なあらゆるデータを用いて選挙結果(選挙区は全候補者の当落、比例代表は各党の得票率)を予測すること。投開票日前日の7月20日までに予測結果を提出し、選挙終了後に予測の精度やモデルの斬新さを競いました。

 難易度の高そうな内容にもかかわらず、予想を大きく上回る61チームがエントリー。当日は、なかでも優秀だった13チームが登壇し、用いたデータやその分析手法などを披露しました。

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前世論調査室長

千葉支局や地方部特報班などを経て政治部へ。デスクや編集委員として長期間にわたり選挙を担当、世論調査室長も務めました。