参院新人議員に聞く

秋田 イージス・アショア反対が民意 上からは押しつけられない

寺田静・参院議員
  • 文字
  • 印刷
寺田静氏=須藤孝撮影
寺田静氏=須藤孝撮影

 全県が選挙区である参院秋田選挙区(改選数1)で、野党統一候補の私が勝ったことの意味はとても大きい。

 陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画には反対だという民意が明確に示された。

 選挙戦でイージス・アショアの問題が話題に上らない日はなかった。地域の皆さんからは「県外に出ている息子や娘から、Uターンを考えていたけれどもためらう」、あるいは「息子から『父さんたちはもう東京に来たらいい』と言われた」「本当にイージス・アショアができるなら引っ越しを考える」などの声をたくさん聞いた。

 国会議員でも知らない人がいると思うが、新屋演習場は本当に住宅地の目の前にある。反対運動をしている町内会の方が「自分たちは年を取っていてこれからそう長く生きるわけではないが、子どもの世代のために頑張る」と言っていたことが印象に残っている。

この記事は有料記事です。

残り1287文字(全文1673文字)

寺田静

参院議員

1975年生まれ。国会議員秘書を経て、2019年参院選に野党統一候補として無所属で出馬、初当選した。寺田学衆院議員は夫。参院秋田選挙区、当選1回。