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「異議あり」が届く国会に

木村英子・参院議員
木村英子氏=手塚耕一郎撮影
木村英子氏=手塚耕一郎撮影

 生後8カ月で歩行器ごと玄関から落下し、頸椎(けいつい)を損傷した。その影響で重度の身体障がい者になったが、親元や施設での生活ではなく地域の中で生きたいと思い、19歳で自立生活を始めた。

 その経験を踏まえ、障がい者が親元や施設から自立し地域で生きる支援活動をしてきた。また、障がい者の厳しい現状を行政に訴え改善を求める活動にも取り組んできた。

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参院議員

1965年生まれ。養護学校卒業後、19歳で東京都国立市で自立生活を始める。障がい者の自立支援活動などに取り組み、「自立ステーションつばさ」(東京都多摩市)の事務局長、全国公的介護保障要求者組合書記長を務める。2019年参院初当選。参院比例代表、当選1回