非常中国

アニメ好きなだけなのに 中国で「精神日本人」批判

浦松丈二・中国総局長
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自分の好きなキャラクターのコスプレを楽しむ中国の若者たち=天津市で2019年9月7日、浦松丈二撮影
自分の好きなキャラクターのコスプレを楽しむ中国の若者たち=天津市で2019年9月7日、浦松丈二撮影

 「日本メディアに取材してほしいことがあるのですが……」。北京のオフィスに若い中国人男性の声で電話がかかってきた。

 中国を侮辱した漫画をSNSで拡散したとして、中国人の若者らが「精日分子(精神日本人)」として次々に逮捕されているというのだ。

 調べると、日本アニメファンをからかう中国のネットスラング(俗語)だった「精日」という言葉が警察の発表文に使われていた。

 中国のアニメファンたちはどう受け止めているのか。ファンたちが集うコスプレイベントをのぞいてみた。

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浦松丈二

中国総局長

1991年入社。佐世保支局、福岡総局、外信部を経て、98~99年台湾師範大学留学。中国総局(北京)、アジア総局(バンコク)で計12年勤務。現在は中国語圏の若者カルチャー、文化交流などを取材している。