私は短大を1999年に卒業した。就職氷河期と言われる世代の真ん中だ。
しかし、私だけではないと思うが渦中にいた自分自身はまったく気がついていなかった。不景気が続き、自分が就職する時にも回復しなかった。希望する職種はそもそも正社員の募集を見送っていた。そういうものだと思っていた。
私は学費だけは親に出してもらっていたが仕送りはなく、生活するだけで大変だった。アルバイトを掛け持ちしながら卒業しなければとがんばっているうちに、卒業を迎えてしまった。大学の教務課に「塩村さん、なんでもいいから就職して」と言われたことを覚えている。
自分が社会に出ていく時期がとても異常だった、ということは後にならないと気がつかない。若い時はなんとかなると思ってしまう。
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塩村あやか
参院議員
1978年生まれ。放送作家、東京都議を経て2019年参院初当選。参院東京選挙区、当選1回。立憲民主党。
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