
立憲民主党の杉尾秀哉議員が、「NHKから国民を守る党」の手法は「政治の冒とく」だと手厳しく批判している。
杉尾氏の主張は大きく分けて2点だ。1点目は、「NHKをぶっ壊す」というスローガンで「NHKの解体」のみを訴えて票を集め、地方議員さらには参院議員を誕生させたこと。特に国政では多くの課題があるにもかかわらず、ワンイシューで議席を取り、「ほかの政策はこれから決める」というやり方はまさに「政治の冒とく」にほかならない、というのだ。
まず、このN国の手法について、読者のみなさんの意見を問いたい。
2点目として杉尾氏は、そもそも「NHKの解体」という主張にも異議を唱える。「NHKは知らなければならないもの、民放は視聴者の見たいものを放送する」という現在の“二元体制”は「よくできている」と評価している。そして、民放は無料と考えられているが、実は「広告費は商品に上乗せされているので払っているのは視聴者だ」と述べ、NHK、民放にかかわらず視聴者は「払った分に見合った情報を放送局が出しているのかこそ、問われなければならない本質部分だ」と述べる。
私自身、6年間にわたって放送倫理・番組向上機構(BPO)の委員を務めていた経験もあり、読者の皆さんからぜひ、NHK、民放を問わず「最近のテレビについて思うところ」をお聞かせいただきたい。特に報道番組、情報番組に関しての内容、姿勢についての意見をお知らせ願いたい。
多くの方からの投稿をお待ちしている。
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