自公連立 20年

自衛隊明記の改憲案 まだ十分議論されていない

山口那津男・公明党代表
  • 文字
  • 印刷
山口那津男氏=藤井太郎撮影
山口那津男氏=藤井太郎撮影

 代表に就任したのは2009年衆院選で自公政権が敗北して下野した直後。自民党とはそれまで政権を共にして、負けた責任を分担するという思いがあった。「風雪を耐えた」とよく語られるが、民主党政権時代に野党を共に経験したことが今に生きていると思う。自公は痛みを自ら味わった。だから第2次安倍内閣発足以降はそれを肝に銘じて、自らそれを崩すことがないように政権運営に務めている。

 安倍政権での集団的自衛権の行使容認と安全保障関連法は公明にとって「試練」となったと言われている。確かに自民党カラーを強く出して進めようという流れはあるにはあったが、連立政権合意には安全保障関連法の言葉すら出ていなかった。

この記事は有料記事です。

残り1534文字(全文1828文字)

山口那津男

公明党代表

1952年生まれ。弁護士を経て、90年衆院初当選。細川内閣で防衛政務次官を務めた。2001年に参院に転じ、東京選挙区で4期連続当選。参院行政監視委員長、党政調会長などを歴任し、09年から現職。