田原総一朗さんのまとめ

政権は「聞く耳」を持っているか 「野党の対案」深化に期待

田原総一朗・ジャーナリスト
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田原総一朗さん
田原総一朗さん

 「批判だけの野党はいらない」と、皆さんにご意見を募ったが、その前に、このところの安倍晋三首相や政府のやりかたに一言いいたい。衆参予算委も開かれず、経済政策論議はほぼ皆無。3カ月以上休んでようやく始まった国会代表質問でも、野党への質問には答えず「はぐらかし」を続けているのはとんでもないことだ。関西電力の金品受領問題も、国会で詰めるべき問題だ。黙殺をよしとする姿勢は「野党の対案」以前の問題だと、この際はっきりさせておく。

 これに関連して、今回「野党は批判ばかりしていない、与党や報道側にも問題」という立場からの意見も多く寄せられた。「teru」さんは「反対するだけの野党はいらないとの発言には賛成できません。野党の反対のことばかりを国民に伝える報道機関にも問題があります。また野党の質問に真摯(しんし)に答えない政府、数の力で強引に採決する政府が問題なのです。報道機関や関係者は、政府の態度の悪いことを国民に伝え、国民を…

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田原総一朗

ジャーナリスト

1934年生まれ。司会を務める「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)は放送32年目。近著に「平成の重大事件 日本はどこで失敗したのか」(猪瀬直樹氏と共著)。公式サイトhttp://www.taharasoichiro.com/、ツイッター @namatahara