電話だけではない世論調査 昔は自宅を直接訪問

鬼木浩文・世論調査室長
  • 文字
  • 印刷
憲法草案をめぐる世論調査の結果が掲載された昭和21年5月29日発行の毎日新聞紙面
憲法草案をめぐる世論調査の結果が掲載された昭和21年5月29日発行の毎日新聞紙面

 内閣支持率などを調べる定例の電話世論調査の他にも、毎日新聞は年に2回、郵送による世論調査を実施しています。今回はいろいろな調査手法を紹介しながら、世論調査の歩みを振り返ってみたいと思います。

 日本で本格的な世論調査がスタートしたのは戦後間もなくのことです。毎日新聞は1945年9月に世論調査室を創設し、同年10月には全国21歳以上の男女2000人を対象に、知事公選の方法について調査を実施しました。

 当時は、面接員が直接、調査対象者(回答者)の元を訪れる「訪問型」が主流でした。住民基本台帳や選挙人…

この記事は有料記事です。

残り1549文字(全文1799文字)

鬼木浩文

世論調査室長

1965年熊本県生まれ。89年入社。千葉支局、政治部、西部報道部、前橋支局次長、政治部副部長・編集委員、宇都宮支局長、社会部編集委員などを経て2017年10月から現職。