台風19号 「公邸待機」の安倍首相批判を問う

松井孝治・元官房副長官
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松井孝治氏=内藤絵美撮影
松井孝治氏=内藤絵美撮影

 台風19号の列島縦断は、大きな被害をもたらしました。犠牲者のご家族にお悔やみ申し上げるとともに、被災者の皆さまにお見舞い申し上げます。

 台風の襲来をめぐってSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で政治がらみの話題がいくつかありました。野党議員の質問通告の遅れについてはあとで少し触れますが、ここでは、野党議員の一部が、安倍晋三首相の12日の公邸での動静(待機)を揶揄(やゆ)されている件について、特に、首相公邸での執務の意味についてご説明申しあげたいと思います。

 私のツイッターでは、下記のように発言しました。

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松井孝治

元官房副長官

1960年生まれ。83年旧通商産業省入省、94年から首相官邸出向。2001年参院選で京都選挙区に民主党から出馬し、初当選。09年鳩山内閣で官房副長官。参院議員を2期務め13年政界引退。慶応大総合政策学部教授。19年、有志とともにシンクタンク・創発プラットフォームを設立。