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災害大国への処方箋は「防災省」と「地方創生」だ

石破茂・元地方創生担当相
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石破茂氏=藤井達也撮影
石破茂氏=藤井達也撮影

 台風15号、19号、その後の大雨で被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の復旧・復興に全力を尽くしたいと思っております。

 加えて、喫緊、考えなければならないのは、このような災害の多発する事態にいかに備えるかです。私は我が国全体の防災を担う恒常的な組織として「防災省」を設置することを提案しています。

 33年、国会に議席をいただいていますが、これだけ災害が頻発するというのは私の経験上もありませんでした。地震、台風、集中豪雨など、その規模も尋常ではありません。日本全国いつでもどこでも何が起こっても不思議ではないのです。かねて首都直下地震、南海トラフ地震は確実に来ると言われています。

 東日本大震災を受けて設置された復興庁は2021年3月でその期限が切れます。今のところ、政府はこれを単純に延長する方針のようですが、本当にそれだけでいいのでしょうか。

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石破茂

元地方創生担当相

1957年生まれ。三井銀行入行。86年衆院初当選。防衛相、農相、自民党政調会長、幹事長などを歴任。衆院鳥取1区、当選11回。2015年に「水月会」(石破派)を結成した。ポスト安倍の有力候補が日本を語る。