グレタさんの声を聞け 温暖化止めなければ災害も続く

古賀伸明・前連合会長
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古賀伸明元連合会長=東京都千代田区で2019年5月14日午前11時半、内藤絵美撮影
古賀伸明元連合会長=東京都千代田区で2019年5月14日午前11時半、内藤絵美撮影

 今月発生した台風19号の残した爪痕は大きく深い。7県71河川で堤防が決壊し、大きな被害が報道された。お亡くなりになられた方々へのお悔やみと、被災された方たちに心からお見舞い申し上げる。一日も早い復旧・復興をお祈りしたい。

根っこは地球温暖化

 昨年の西日本豪雨、先月の台風15号など、異常気象が続いている。「これまでにない」「想定外」の偶然と片付けることはできず、地球温暖化が海水温度を上昇させ水蒸気が増える現象が、大きな原因であることは間違いないのではないか。温暖化が続く限り、これらの頻度は高まる。

 もちろん、自然災害に対応するための防災・減災に向けてのインフラの再構築や事前からの私たち一人一人の…

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古賀伸明

前連合会長

1952年生まれ。松下電器産業(現パナソニック)労組中央執行委員長を経て、2002年電機連合中央執行委員長、05年連合事務局長。09年から15年まで第6代連合会長を務めた。現在は連合総研理事長。