日本は気候変動対策で世界の川上に立て

朝日健太郎・参院議員
  • 文字
  • 印刷
朝日健太郎氏=岡本同世撮影
朝日健太郎氏=岡本同世撮影

 ビーチバレーの選手時代から、地球温暖化による海面上昇が行き過ぎると自分たちのフィールドであるビーチが浸食されるという問題意識を持っていた。ちょうどそのころ京都議定書が発効され、政府も温室効果ガスを削減するための「チーム・マイナス6%」という国民運動を推奨。社会の流れが環境配慮に向う中、競技と並行してゴミ拾いやペットボトルのふたの回収に取り組んだ。

 競技を引退して早稲田大学大学院に入ってからも、ビーチバレーなど自然を舞台に活動するスポーツ選手のエコ意識の高さについて研究した。そうした活動の延長線上で、環境は私の政治活動の重要なテーマになっている。

変わってきた地球の「汗のかき方」

 私が環境について取り組んできたこの20年くらいを振り返ると、高度成長期の水質・大気汚染というハードルを乗り越えて、ある意味踊り場的なところにあったのだと思う。それが、中国をはじめとする世界規模の産業の進展によって、環境負荷が著しく高まった。

 近年、気候変動による風水害のインパクトが大きくなってきているが、地球の「体温」が高くなっただけでなく、地球の「汗のかき方」まで変わってきたという印象だ。

 現在、党の環境部会でも海洋プラスチックや温室効果ガス削減の議論をしているが、「次世代に豊かな社会を引き継いでいく政治」を大切に中長期的な視点に立って取り組みたい。

再生エネルギーへのチャレンジ

 2019年に海洋再…

この記事は有料記事です。

残り1160文字(全文1756文字)

朝日健太郎

参院議員

1975年生まれ。男子バレーボール日本代表を経て2002年にビーチバレーに転向。北京、ロンドン五輪に出場し、12年に選手引退。16年参院初当選。東京選挙区、当選1回。自民党無派閥。