甲子園球場で聞いたら? ポイントは「ランダムサンプリング」

鬼木浩文・前世論調査室長
  • 文字
  • 印刷
阪神甲子園球場=兵庫県西宮市で、本社ヘリから木葉健二撮影
阪神甲子園球場=兵庫県西宮市で、本社ヘリから木葉健二撮影

 毎日新聞の電話世論調査は、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかける「RDS(ランダム・ディジット・サンプリング)」法を用いています。読者ではない方にも電話することになるため、時に「ウチは毎日新聞を購読していない。大勢の読者がいるのだから、その人たちに聞けばよいではないか」と、おしかりを受けることもあります。

 しかし、読者だけを対象にした調査は、有権者全体の意見を代表しているとはいえません。調査対象者に偏りがあると、どんなに大勢の人の声を聞いても、結果は偏ってしまいます。よく引き合いに出されるのが、1936年の米大統領選で実施された二つの調査です。

この記事は有料記事です。

残り628文字(全文910文字)

鬼木浩文

前世論調査室長

1965年熊本県生まれ。89年入社。千葉支局、政治部、西部報道部、前橋支局次長、政治部副部長・編集委員、宇都宮支局長、社会部編集委員などを経て2017年10月から20年3月まで世論調査室長。