GIGAスクール構想、新型コロナ禍を未来へのステップに

柴山昌彦・自民党政調会長代理
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柴山昌彦氏=野原大輔撮影
柴山昌彦氏=野原大輔撮影

 GIGAスクール構想を可能な限り、早期に進めていく必要がある。新型コロナウイルス感染拡大の防止のための休校長期化は、教育課程の実施に支障が生じる可能性があることを突きつけたと同時に、ICT技術を使った学習環境がいかに必要で有益であるかも明らかにしたと思う。感染拡大の中で暗い話題が多いが、明るい未来に向け、グローバル競争を乗り切る人材を育成する教育にステップアップさせる非常に大きなチャンスだと捉えたい。

 GIGAは「Global and Innovation Gateway for all」の略。1人1台の学習用端末や通信環境を整え、ICTを活用した教育を進める。最大の狙いは、子供たちの個性に合わせた教育を実現することだ。当初は最先端の教育を主眼としていたが、さらに一歩踏み出し、それぞれのペースにあった教育を充実させるよう構想が練られている。教務や保険などのデータを一括管理することで教員の負担を…

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柴山昌彦

自民党政調会長代理

1965年生まれ。弁護士を経て、2004年衆院初当選。外務政務官、副総務相、衆院内閣委員長、首相補佐官、文部科学相などを歴任。衆院埼玉8区、当選6回。自民党細田派。