韓国人元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さん(91)が5月7日、支援団体について「寄付金が被害者のために使われていない」と記者会見で告発したのをきっかけに、団体の不適切な会計処理や前理事長の不正疑惑が次々報じられている。20日には検察当局が事務所に家宅捜索に入る事態になった。元慰安婦や支援団体を批判するのは韓国ではタブー視されてきたが、当事者である李さんがそれを打ち破った。彼女が投じた一石は、日韓関係にどんな影響をもたらすのだろうか。
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