検察は黒川氏以外にも賭けマージャンをした者がいるか徹底的に調査せよ

鈴木宗男・元北海道・沖縄開発庁長官
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鈴木宗男氏=岡本同世撮影
鈴木宗男氏=岡本同世撮影

 検察官の定年延長問題の渦中にあった黒川弘務・前東京高検検事長は賭けマージャン問題で自ら辞職した。その処分は訓告で懲戒処分より軽い「監督上の措置」として行われる処分だが、賭けマージャンは賭博を禁止した刑法に違反しているし、信用失墜行為として国家公務員法にも違反している。しかも、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下で、外出自粛や「3密」(「密閉」「密集」「密接」)を避けるよう求められている時に行っており、懲戒処分の停職や免職に値するのではないか。明確な違法行為であり、検察に「法の番人」の矜持(きょうじ)があるならば、検察庁内部から「徹底的に調査する」という声が上がるべきである。

 黒川氏は「1000点100円」のいわゆる「テンピン」のレートでマージャンをし、1回につき1万円から2万円のやり取りがあったという。法務省は国会でこのレートについて「必ずしも高額とは言えない」とし、訓告処分にしたことを明らかにした。

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鈴木宗男

元北海道・沖縄開発庁長官

1948年生まれ。1983年衆院初当選、2019年参院初当選。衆院外務委員長、防衛政務次官、外務政務次官、北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官、内閣官房副長官などを歴任した。衆院当選8回、参院当選1回。参院比例代表。日本維新の会。