
政府は2020年度第2次補正予算に10兆円の予備費を計上した。巨額の血税の使い道を白紙委任するものだ。使い道が決められていない額が2次補正全体の3分の1を占める。憲法の財政民主主義を踏みにじるもので、到底容認できない。
国の財政活動を行う時には、国民の代表である国会にはかって議決しなければならないというのは憲法83条に明記された基本的なことだ。これを認めてしまうなら、国会は一体何なのかということになる。国会の自殺行為だ。
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