「洪水が起きたからダム」は危険 まず科学的な検証を

矢上雅義・衆院議員
  • 文字
  • 印刷
矢上雅義氏=須藤孝撮影
矢上雅義氏=須藤孝撮影

 今回の熊本豪雨災害の特徴は、短期間の増水で被害が一気に拡大したことだ。災害時には地元の熊本県人吉市の球磨川沿いの自宅にいた。7月3日午後10時ごろから雨脚が強くなりだしたが、それほど異常だとは思わなかった。翌4日の午前2時ごろに上流の市房ダムのサイレンが聞こえて危険を感じ、その後は1時間おきにスマートフォンで球磨川の水位の写真と動画を撮った。

 河川の水位は、水害時でも上下を繰り返しながら徐々に上がっていくものだが、この時は階段を上るように一本調子であがっていった。

この記事は有料記事です。

残り1759文字(全文1994文字)

矢上雅義

衆院議員

 1960年生まれ。93年衆院選で初当選し、2期務めた。2001年から熊本県相良村村長を2期務めた後、17年衆院選で3期目の当選。衆院比例九州、当選3回。立憲民主党。