国連憲章75周年 台湾を取り残してはならない

謝長廷・台北駐日経済文化代表処代表
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貨物機から降ろされたマスクの入った荷物の前に立つ台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(左から3人目)ら=成田空港で2020年4月21日、中村宰和撮影
貨物機から降ろされたマスクの入った荷物の前に立つ台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(左から3人目)ら=成田空港で2020年4月21日、中村宰和撮影

 今年は、国連憲章が調印され国連が発足してから75周年にあたる。いま新型コロナウイルス感染症と世界が闘う中、国連が掲げる「普遍的人権」「包容性ある多国間主義」「誰も取り残さない」――という理念が、ますます重要となっている。台湾はこの理念に共鳴し、世界各国と手を携えて、国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)の実現に向けて貢献することを望んでいる。

 今年の第75回国連総会は9月15日よりニューヨークの国連本部で開かれたが、今年は新型コロナの感染予防のため、オンラインも併用する形となる。しかし、国連は政治的理由により台湾の排除を続けているため、台湾は国連の会合において各国と最新情報を共有することができない。

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謝長廷

台北駐日経済文化代表処代表

台湾大学を卒業後、京都大学大学院に留学。弁護士を経て台北市議会議員、立法委員(国会議員)、高雄市長、行政院長(首相)を歴任。2016年6月から台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の駐日代表(大使に相当)。台北出身。