青年局が多様性のある自民党を実現する

牧島かれん・自民党青年局長
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牧島かれん氏=長谷川直亮撮影
牧島かれん氏=長谷川直亮撮影

 第51代の自民党青年局長に就任した。青年局は自民党結党以来の歴史ある組織だ。「青年局は自民党の原動力」というモットーを掲げた。青年局が活発に活動しなければ、党が活性化されないという強い思いを持っている。

 日本は国際基準からいっても女性議員の比率が低い。国会議員に限らず、地方自治体の首長、議員も含めて女性の候補者を増やしていきたい。

 政策立案への強い思いがあったり、政策提言を党に持ってきたりする女性は増えている。しかしいざ、選挙に出る、立候補するとなるとハードルが高い。党が相談を受けて悩みを聞き、背中を押すことができれば、そのことで一歩前に出られるという人は多い。たとえば、男性でも女性でも子育てを経験した国会議員は増えてきているので、「候補者の候補」の人たちのメンター(助言者)として相談に乗るという方法も提案している。

 子育ても介護も「女性の問題」なのではなく、男性も含めて子育て世代や介護をする世代が抱えている問題だ。女性が抱えている問題と捉えるのではなくて、男女問わず当事者であるという認識が深まれば、女性だけに負担がかかっている状況も変わるかもしれない。

 ただ、(一定の議席を女性に割り当てる)クオータ制のようなやり方には賛成できない。政治だけではなく他の分野でも、それぞれの持っている能力が正当に認められ、結果として女性の割合があがる、または女性の方が割合が高くなるという形が望ましい。

 青年局としては、女性に限らず多様な候補者を党で育成することに力を入れなければならないと考えている。まず「候補者の候補」を増やす。さまざまな背景を持っている人が政治に参画できる環境を整えることが必要だし、そのことに自民党が取り組んでいるということをもっと見せていかなければならない。あらゆる環境にある人に目を向けていきたい。

 私は国会改革の議論でも産休・育休中の代理投票の…

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牧島かれん

自民党青年局長

1976年生まれ。2012年衆院初当選。内閣府政務官などを歴任。衆院神奈川17区、当選3回。自民党麻生派。