解明すべき闇はまだある 安倍前首相のうそを封じる証人喚問が必要だ

黒岩宇洋・衆院議員
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黒岩宇洋氏=岡本同世撮影
黒岩宇洋氏=岡本同世撮影

 「桜を見る会」前夜祭について、安倍晋三前首相側が費用を補塡(ほてん)していたことが明らかになった。安倍前首相が国会などで「安倍晋三後援会の収入、支出は一切ない」などと強弁していた。少なくとも事実と異なる説明を繰り返しており、虚偽答弁の疑いも強い。前夜祭を巡る問題は前首相の「うそ」でこじれにこじれ、貴重な国会審議の時間を浪費させていたことになる。しかも、900万円とも言われる補塡額のカネはどこから来たかなど、調べなければならない闇は深い。安倍前首相の説明は当然として、これ以上、うそをつかれないようにする担保も必須だ。安倍前首相は偽証罪に問える証人喚問の場で説明すべきだ。

 補塡の事実が明らかになったニュースを聞いたとき、驚きはなかった。むしろ「やっぱり、我々が指摘していた通りだった」という思いだ。私は、予算委員会を通じて前夜祭の問題を追及してきた。後援会主催で有権者を招いた一流ホテルでの宴会にもかかわらず、安倍前首相の政治資金収支報告書に前夜祭を巡る収支が全く記載されていない上、会費が1人5000円という会費は「安すぎではないか」という疑念があったためだ。不記載は…

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黒岩宇洋

衆院議員

1966年生まれ。立憲民主党国対委員長代理。参院議員などを経て2009年衆院選で初当選。法務政務官などを歴任。衆院新潟3区、当選3回。