丑年に聞く

コロナ禍で教育への投資を減らさない支援を

桜田義孝・元五輪・パラリンピック担当相
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桜田義孝氏=野原大輔撮影
桜田義孝氏=野原大輔撮影

コロナ対策と経済再生の両輪

 2021年の最大のテーマは昨年に引き続き、新型コロナウイルス対策だろう。安全保障の問題など重要な課題は山積するが、命と健康を守ることが最優先だ。そのためには、飲食店の営業時間の短縮やGoToトラベルの一時停止など我慢を強いる政策も必要だろう。

 だが、それだけでは社会は疲弊してしまう。同時に経済再生を目指す必要がある。景気が悪化し続ければ失業率を上げ、企業倒産数を増やし、経済的な理由での自殺者など「経済死」が増えてしまう危険がある。新型コロナの感染拡大を防いでも、経済死が増えてしまえば意味がない。必要なところは経済支援をし、タイミングを見てGoToトラベルの再開も必要だろう。コロナ対策と経済再生は両輪だ。

教育は未来への投資

 その中でも私が重視したいのは教育だ。コロナ禍は、企業活動を冷え込ませ、給料やボーナスが軒並み下がっている。特に深刻なのが、派遣社員やパートで生計を立てたり、家計の補助をしたりしている世帯だ。…

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桜田義孝

元五輪・パラリンピック担当相

 1949年生まれ。柏市議、千葉県議などを経て96年衆院選で初当選。外務政務官、副文科相、五輪・パラリンピック担当相、党団体総局長などを歴任。衆院千葉8区、当選7回。自民党二階派。