第3波は検査徹底しなかった政府による人災

泉健太・立憲民主党政調会長
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泉健太氏=須藤孝撮影
泉健太氏=須藤孝撮影

経済対策「三つの遅れ」

 政府のコロナ対策は「決定の遅れ」「執行の遅れ」「追加の遅れ」という三つの遅れが象徴的だ。

 我々野党は昨年2月の段階で「まず3月までに大型補正予算を」と主張した。しかし政府は新年度になってから、1次補正予算を組み、4月30日の成立となった。初動の遅れが、2次の遅れ、3次の越年という形で響いてきている。

 1次補正では地方に1兆円の交付金、医療支援にはたった1500億円と、地方と医療への支援が非常に弱かった。野党から批判を受け、6月12日に成立した2次補正では地方にも医療にもそれぞれ2兆円が積み増しされた。また、家賃支援給付金については野党が上限を2倍にすることを求めて総額が2兆円になった。

 そのうえに執行の遅さだ。…

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泉健太

立憲民主党政調会長

1974年生まれ。2003年衆院初当選。内閣府政務官、国民民主党政調会長などを歴任。衆院京都3区、当選7回。立憲民主党。