選択の秋2021

詳報 国民民主・玉木雄一郎代表の衆院選公示第一声「積極財政に転換して給料が上がる経済に」

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衆院選が公示され、支持を訴える国民・玉木雄一郎代表=長崎市で2021年10月19日午前9時40分、徳野仁子撮影
衆院選が公示され、支持を訴える国民・玉木雄一郎代表=長崎市で2021年10月19日午前9時40分、徳野仁子撮影

 これまでの古い政治を続けるのか、それとも国民のための信頼できる政治を取り戻せるのか。嘘やいつわりがない正直な政治を取り戻そうではありませんか。コロナで傷ついた経済を回復させ、何より苦しい中、懸命に生きるそんな人たちの生活を守る政治を取り戻そうではありませんか皆さん。これまでの古い政治を続けるのか、それとも新しい国民に寄り添った信頼できる政治を取り戻せるのか、それが最大の争点だ。

傷ついた大切なものを取り戻す

 今回の選挙はこの間傷ついた二つの大切なものを取り戻す選挙だと思います。一つはコロナで傷ついた経済や暮らし社会、これを立て直す。これを最優先で取り組まなければなりません。

 しかし私この間短い期間ですけれども、民放やNHKのさまざまな討論番組で岸田(文雄)首相と、どうやって経済を立て直すのか。具体策について何度も議論したり、質問したりしましたが、常に曖昧で明確な答えが返ってきません。

 これではとても今のこの傷ついた経済を立て直すことはできないと思います。わたしたち国民民主党は具体的な経済政策を国民の皆さまに提示しています。短期的にやるべきこと、そして中長期でやること、きちんと道筋をつけてお示しをしています。

真面目に働けば給料が上がる経済に

 その中でも我々が大きな目標に掲げているのは、もう一度真面目に働けば給料が上がる経済を取り戻そうではありませんかみなさん。日本は1996年、平成8年以降、実質賃金がどんどんどんどん下がっている唯一の国です。皆さんに聞きたい。今日は働く仲間の皆さんもいらっしゃるので、先輩にも含めて聞きたい。

 じゃあこの25年、30年皆さんは何か手を抜きましたか。働くことをサボりましたか。そんなことはないと思います。みな懸命に家族のため、子どものために一生懸命働いてきたと思います。でも日本だけがこの25年間、実質賃金が下がり続けているのはこれはひとえにこれまでの経済制策が間違っていたからだ。

一番大切な資源は人材

 この30年のうち27年間政権を担ってきたのは自民党です。だからこそ私は経済政策も含めた古い政治をかえていこう。国民民主党はこれを訴えています。積極財政に転換して給料が上がる経済。そして私たち日本は天然資源のない国ですから。一番大切な資源は何か。まぎれもなくそれは人です。人材です。

 私たちは人づくりなくして国づくりなし。人づくりこそ国づくり。これを堂々と訴えて、今の教育・科学技術予算を倍増させていきたいと思います。我々はもう一度その原点に立ち返って、人を大切にする社会、人をそだてる資本主義、この新しい国づくりのあり方を堂々と国民の皆様に提示していきたいと思います。

政治に対する信頼を回復

 そして二つ目に我々が回復しなければならないのは改めて政治に対する信頼だと思います。この間に傷ついた、ウソやごまかしの横行する政治をいくら続けても国民の暮らしはよくなりません。同時に政治の信頼の回復は与党と野党の共同作業だと思っています。与党にはウソやごまかしをやめてもらう。

 でも一方で野党も批判や反対ばかりではなくて、具体的に国民生活をよくできる。特にこのコロナ禍で苦しんでいるそんな状況の中で1人でも多くの人を、一社でも多くの企業を助けることのできる知恵をお互いに絞りあえるような建設的な国会を取り戻そうではありませんか皆さん。

国民の苦しみを共有する

 前回、ここ長崎市にお邪魔させていただいたときにある酒屋さんから涙を流しながら私の所に近寄ってこられてお話しをいただきました。この間、政府から県から営業を自粛してくれ、酒の販売辞めてくれ、真面目に政府や県の言ってきたことに従ってきた。その結果売上げが蒸発して、本当に苦しい状況にある。なんとかしてほしい。そんな声を涙ながらに訴えていただきました。

 私たち政治は一体誰のためにあるんだ。なんのために存在しているんだ。改めて私自身心に炎がともりました。私たちは改めて国民の皆さんとしっかり目を合わせて正面から向きあって、そこにある苦しみや悩みや苦悩を共有して、それを乗り越えてゆく新しい答えを提案していかなければならない。そんな思いをここ長崎、長崎市で新たにさせていただきました。

 皆さん政治が国民から遠くなってしまいました。もう一度国民とともにつくりあげる、国民とともに歩めるそんな政治を作り上げていきたいと思います。

 長く、皆さんには飲むな、食べるな、動くな、とずーっとお願いをしてきました。でもそろそろしっかりと感染を抑え込みながら社会経済を動かしていく。その具体的な提案を持っているのが国民民主党です。皆さん動かしていきましょう。長く停滞したこの日本経済、日本社会を前に前にと動かしていきましょう。動け日本。(要旨、長崎市で)

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