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ガソリン、処理水…「国民目線で」 派閥配慮の改造内閣に注文
2023/9/13 20:55 2060文字13日に発足した第2次岸田再改造内閣は女性閣僚が過去最多タイの5人となった一方、初入閣が11人に上り、派閥への配慮がにじむ人事となった。「ガソリン価格を下げて」「処理水放出の風評被害防止を」。国政の影響にあえぐ市民たちからはそんな声が上がり、識者からは「派閥の推薦を丸のみした『滞貨一掃内閣』だ」と
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「首相は私たちで決めたい」 永田町で高校生の“政策甲子園”
2023/8/20 10:00 1360文字日本の未来は、私たちが変える――。全国の高校生を対象にした政策コンテスト「政策甲子園」が今年、初めて開催されている。「デジタルを駆使した新たな選挙」と、「私が内閣総理大臣になった時の一丁目一番地」という2部門の政策提案に全国の102チームが応募。7月末には予選を通過した各10チームが集う本選大会が
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「首相は私たちで決めたい」 永田町で高校生の“政策甲子園”
2023/8/20 10:00 0文字 -
最終楽章は決勝戦 ヤマハ指揮者「ここまでありがとう」 都市対抗
2023/7/25 20:51動画あり 797文字世界に誇る楽器と共に歩んだ人生だった。都市対抗で浜松市・ヤマハ吹奏楽団の指揮者を務める野尻竜章さん(59)は、特別な思いを胸に三塁側スタンドに立った。定年退職を来年1月に控え、都市対抗でタクトを握るのはこれで最後。33年ぶりの優勝を懸けた一戦が「最終楽章」の舞台になるとは夢にも思っていなかった。選
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大舞台で一球を 難病抱え野球続けた息子とかなえた始球式 都市対抗
2023/7/22 11:01 0文字 -
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大舞台で一球を 難病抱え野球続けた息子とかなえた始球式 都市対抗
2023/7/22 10:57 1387文字第94回都市対抗野球大会第9日の22日、大阪府吹田市の会社員、大黒(だいこく)佳久さん(57)と直己(なおき)さん(26)親子が第1試合の始球式に臨んだ。難病を抱える直己さんは、左腕の投手として10年にわたって在籍した障害者野球チームが昨年度で活動を終了。3月の最終試合では寂しさのあまり涙をこぼし
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Honda熊本vs日本通運で3度目の兄弟対決 両親は初観戦 都市対抗
2023/7/20 23:23 1233文字東京ドームで開催中の都市対抗野球大会は20日から2回戦に入り、第2試合では、Honda熊本(熊本県大津町)の稲垣翔太選手(30)と日本通運(さいたま市)の稲垣誠也選手(27)が、都市対抗で3度目の兄弟対決に臨んだ。弟・誠也選手が主将を務める日本通運が6―3で制したが、敗れた兄・翔太選手も2点二塁打
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「人生のズレ」を力に変えて セガサミー守備・走塁コーチ 都市対抗
2023/7/18 14:00 1371文字突然もたらされた「1年間のズレ」を糧に、前を向いて生きてきた。悲願の頂点を見据え、19日に第94回都市対抗野球大会の初戦を迎えるセガサミー(東京都)。現役時代から所属する守備・走塁コーチの城下尚也さん(40)は、青春時代にちょっと変わった経験をした。だからこそ、今がある。「決勝はまだ遠い。けれど、
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「今年こそは」 セガサミーの“一球の重み知る男” 都市対抗
2023/7/18 13:00 1171文字一球に泣くこと、2回。「今年こそは」と雪辱を誓う。19日に第94回都市対抗野球大会の初戦に臨む、セガサミー(東京都)の須田凌平捕手(30)。マスクをかぶった2020、21年の都市対抗準決勝で、勝利をつかみ損ねる悔しさを味わった。入社後しばらくは捕手として評価されない時期を耐え、正捕手の座を勝ち取っ
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社会人野球は「深く、重い」 元甲子園球児のユーチューバーの目
2023/7/13 11:00 1559文字戦国時代の陣取り合戦――。野球の魅力を多彩な企画で伝えるユーチューバー「トクサン」こと徳田正憲さん(38)は、都市対抗野球大会をそんなふうに例える。75万人のチャンネル登録者数を誇る「トクサンTV」では社会人チームの練習に入って「潜入取材」をするなど、徹底した現場主義で知られる。戦いを前にした選手
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野球用具をミクロネシアに 「いつか日本でプレーを」 フリッツ大使
2023/7/12 11:00 1776文字今年の都市対抗野球大会では、使われなくなった野球用具を集めてミクロネシア連邦に寄付するプロジェクトが日本野球連盟によって初めて実施される。同国は日本の統治下にあったことから、人口約11万人のうち約2割が日系人。日本から伝わった野球は「Yakyu」と呼ばれ、幅広い年齢層に親しまれているという。「寄付
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夫はトヨタ自動車の元投手 タレント上田まりえさんの野球愛
2023/7/11 11:00 1472文字タレントとして活躍する元日本テレビアナウンサーの上田まりえさん(36)は、自他共に認める熱烈な「野球ファン」。国内外の球場に足を運び、さまざまな野球の楽しさを追求している。その一つが社会人野球だ。毎年観戦するという都市対抗野球の季節が今年もやってきた。「一発勝負の戦いに、たくさんの人間ドラマがある
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私もそうだったから 居場所なき子に日だまりを 公務員やめ支援決意
2023/5/14 14:00 1998文字新宿・歌舞伎町に集まる「トー横キッズ」など、居場所のない若者らの支援が課題となっている。そんな中、勤めていた東京都内の区役所をこの春退職し、自立援助ホームの開設準備に奔走する女性がいる。「誰かに助けてもらう経験を、いっぱい重ねられる場所にしたい」。自身も家庭に安らぎがなく、苦悩した過去がある。背中
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鮮やかな枠線、順不同に掲載…選挙ポスター掲示板、各選管が工夫
2023/4/12 09:32 885文字統一地方選の区市長選、区市議選の告示まで1週間を切り、東京でも各地で選挙ポスター掲示板の設置が進んでいる。掲示板の色や立候補者の掲載順は、各自治体の選挙管理委員会が決めることができる。枠線を鮮やかな色にしたり、掲載順を板ごとに変えて特定の候補者が目立たないようにしたりと、工夫を凝らしている選管もあ
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陸自ヘリ不明、過去に同型機でも 後を絶たない自衛隊機の事故
2023/4/6 21:15 652文字6日午後4時ごろ、沖縄県・宮古島周辺を飛行中の陸上自衛隊のヘリコプターがレーダーから消えた。防衛省によると、高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)の第8飛行隊に所属するヘリで、当時は隊員10人が乗っており、第8師団(熊本市)の坂本雄一師団長(55)が含まれていた。機影が確認できなくなった付近
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「人ごとと思えず」 トルコ・シリア地震、東京でも広がる支援の輪
2023/2/17 22:01 801文字トルコ南部で今月6日に発生したトルコ・シリア地震の被災地を助けようと、東京都内各所で支援金を募る動きが広がりを見せている。モスク(イスラム教寺院)では訪れた人たちが「少しでも力に」と募金箱に寄付を投じ、犠牲者への追悼や復興の願いを込めて手を合わせる姿も見られた。 国内最大規模のモスク「東京ジャーミ
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19年前に急逝した17歳、伊豆大島の家族が作る生きた証し
2023/1/22 16:00 1824文字東京・伊豆大島の高校で農業を学んでいた17歳の少年が2004年に急逝した。喪失感の中、家族が手探りで始めたのが、島特産の唐辛子を使った商品作りだった。少年のあだ名にちなんだ「TARO’s」(タローズ)という屋号を掲げて事業を続けてきた家族の胸には、少年が生きた証しを残したいという思いがある。 昨年
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江戸川区が全中学生に個人面接 ヤングケアラー支援で異例の対策
2022/9/23 17:25 1008文字家族の介護や世話に追われる子ども「ヤングケアラー」の支援強化に向け、江戸川区が区立中学校に在籍する約1万5000人の全生徒を対象にした個人面接を始めた。これまで顕在化していなかった家庭に問題を抱える生徒を把握し、学校や児童相談所の連携で適切なサポートにつなげる狙いがある。区によると、全国的にも珍し
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voice部活クライシス
公立中教員・真由子 部活顧問希望調査に「一切致しません」
2022/4/15 07:00 2924文字部活動に疑問を抱いた一人の教員が2013年に開設したブログが大きな話題となった。「真由子」と名乗る公立中学校教員は、すべての教員が部活動の顧問を務めなければならないことに不条理を感じ、悩める思いをインターネット上で発信した。メディアだけでなく国会でも取り上げられ、教員や生徒に過重な負担を強いる「ブ
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応援の指揮にお茶くみ、写真係まで 「陰の部員」保護者会の苦悩
2022/4/14 07:00 2960文字部活動は「学校教育」の一環とされ、日本社会に根付いてきた。ただ、教員の長時間労働の一因ともなり、教育現場からは改善を求める声が上がる。少子化で学校の小規模化も進んだために、従来の活動が成り立たなくもなってきた。危機にある部活の現状に迫る。 日中は会社員としてフルタイムで働く。夕方から深夜までは週3
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