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ポッドキャスト―今夜、BluePostで
「今夜、BluePostで」 今さら聞けない話題の国際ニュース
2022/4/28 17:30 372文字毎日新聞の記者がお送りするポッドキャスト「今夜、BluePostで」。木曜日は、世界で今、話題となっている国際ニュースをテーマにお送りします。海外の現場で取材している各地の特派員に登場してもらい、今さら聞けない基本の話から、取材していて感じたこと、現場にいるからこそ分かったことまで、幅広く聞いてい
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オシント新時代~荒れる情報の海
Qアノンは「日本が生んだとも言える」発信元疑惑の親子、語った持論
2022/3/16 06:00動画あり 3650文字米国の極右系陰謀論「Qアノン」の発信元「Q」である可能性が指摘されているロン・ワトキンス氏(34)と父親のジム・ワトキンス氏(58)が、西部アリゾナ州で毎日新聞のインタビューに応じた。2人がそろって本格的に日本メディアの取材を受けたのは初とみられる。ジム氏は「Qアノンは日本発祥の文化であるネット匿
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日系人強制収容80年
AI使い「証言」を未来に残す 日系5世が挑む「時間との闘い」
2022/2/20 13:00 1702文字日本と米国が戦火を交えた太平洋戦争中、米国の日系人は「敵性外国人」とみなされ、約12万5000人が収容所に送られた。強制収容の根拠となった大統領令9066号にルーズベルト大統領(当時)が署名してから2月19日で80年。新型コロナウイルス禍でアジア系住民に対する差別が再燃する中、米国政府による人権侵
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日系人強制収容80年
FBIに連れて行かれた父 日系2世が語る「人種差別の根源」
2022/2/18 13:00 1721文字日本と米国が戦火を交えた太平洋戦争中、米国の日系人は「敵性外国人」とみなされ、約12万5000人が収容所に送られた。強制収容の根拠となった大統領令9066号にルーズベルト大統領(当時)が署名してから2月19日で80年。新型コロナウイルス禍でアジア系住民に対する差別が再燃する中、米国政府による人権侵
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少子化考
人口減少が「気候変動対策になる」という主張 少子化は本当に問題か
2022/2/16 10:00 3986文字近年、気候変動対策や資源、環境への配慮の観点から、人口減を容認すべきだとする議論が湧き上がっている。また人口減による経済への悪影響を、技術革新などによって克服できるとの見方もある。少子化はどこまで深刻な問題なのだろうか。 2021年10月。英国の首都ロンドン中心部の金融街、シティー。その一角にある
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「ドライブ・マイ・カー」快進撃 コロナ禍の人々に響いたメッセージ
2022/2/9 16:29 1886文字8日に発表された第94回米アカデミー賞の候補で、濱口竜介監督の映画「ドライブ・マイ・カー」が最高峰の作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の4部門にノミネートされた。作品賞、脚色賞へのノミネートは日本作品初の快挙だ。米国でも受賞ラッシュが続いているが、なぜ、高く評価されているのか
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強制収容された日系人の名簿完成へ 記録進める米国人研究者の思い
2022/2/2 16:30深掘り 1922文字太平洋戦争中、米国で「敵性外国人」として強制収容された日系人全員の名簿が今年6月にも完成する。これまで曖昧だった被害者数が初めて確定する。主導するのは、日本生まれで曹洞宗の僧侶でもある米国人研究者だ。米本土で強制収容が始まって今年で80年。米国史に残る人権侵害を正確に記録する意義とは。【ロサンゼル
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ポスト「民主主義」の世界
不信が増幅し、陰謀論は既成事実に…米大統領選「監査」とその後
2022/1/12 06:00 2133文字2020年の米大統領選で「不正があった」と主張するトランプ前大統領(共和党)。これに呼応して選挙結果に異議を唱える動きが相次ぎ、「証拠」が見つからなくても選挙結果に対する不信の増幅が今も続く。米国での民主主義の実態を紹介するシリーズの4回目は、選挙結果の「監査」が実施されたアリゾナ州のケースを紹介
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あの日、真珠湾で
歴史に埋もれたハワイ収容所 「二つの祖国」はざまで2000人選別
2021/12/7 17:00深掘り 3006文字太平洋戦争の発端となった日本軍による米ハワイ・真珠湾攻撃から80年に合わせ、関係者を訪ねた連載「あの日、真珠湾で」の第3回は、日系アメリカ人史の中で埋もれたハワイの日系人強制収容所を取り上げる。強制収容のターゲットが選別された特殊事情から、ハワイでは収容所生活をした日系人が周辺からスパイ視されるな
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記者の目
大谷翔平選手にMVP 大リーグ国際展開の主役に=福永方人(ロサンゼルス支局)
2021/11/24 02:02注目の連載 1858文字投打の「二刀流」で大活躍した米大リーグ(MLB)エンゼルスの大谷翔平選手(27)が、最高の栄誉である今季のア・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選ばれた。主に米国社会を取材する私も可能な限り大谷選手を追いかけた。投げて、打って、走った彼の功績は歴史的な記録にとどまらない。野球に取り組む姿勢や日ごろ
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大谷翔平、今季の記録では「無冠」 MVP受賞がもたらす意義とは
2021/11/19 18:36深掘り 2867文字米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(27)が18日(日本時間19日)、ア・リーグ最優秀選手(MVP)に史上19人目の満票で輝いた。米国でも早くから当然視されていたMVP受賞だが、今季の記録だけを見ると大谷は主要部門のタイトルが一つもない「無冠」でもある。MVP選出の背景と、受賞がもたらす意義とは。
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撮影中に銃で2人死傷 アレック・ボールドウィンさん主演映画
2021/10/22 14:03動画あり 341文字米西部ニューメキシコ州サンタフェで21日午後(日本時間22日早朝)、俳優のアレック・ボールドウィンさん(63)が主演映画「Rust」の撮影中に小道具の銃を撃った際に撮影監督のハリナ・ハッチンスさん(42)が死亡し、ジョエル・ソウザ監督(48)もけがをした。米メディアが相次いで速報した。暴発事故の可
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少子化考
卵子凍結は女性にとって福音か 生殖補助医療、生命科学の光と影
2021/10/18 07:00 4699文字生殖補助医療は本当に女性にとって福音なのか。例えば卵子凍結。女性の卵子の老化という「生物学的時計」を止め、出産時期を遅らせることで、人生設計の幅を広げると期待される。米国では、大手IT企業を中心に、こうした生殖補助医療の費用を社員に補助する動きが広がっている。だが、こうした技術に私たちはどこまです
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本塁打王争い佳境で「もったいない」 大谷翔平語録/下
2021/10/10 15:30 1831文字米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)は今季、「二刀流」の成功に懐疑的な見方を覆し、大活躍を見せた。試合後に開く記者会見でも、常人離れした感性が垣間見えた。大谷選手がその時々に発した「ことば」をたどり、歴史的なシーズンを振り返る。後編はオールスター戦以降について紹介する。【ロサンゼルス福永方
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「チャック開いてません?」 初対面での衝撃 大谷翔平語録/上
2021/10/10 15:00 3136文字米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)は今季、「二刀流」の成功に懐疑的な見方を覆し、大活躍を見せた。試合後に開く記者会見でも、常人離れした感性が垣間見えた。大谷選手がその時々に発した「ことば」をたどり、歴史的なシーズンを前後編に分けて振り返る。【ロサンゼルス福永方人】 ◇「良いスイングができ
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「9・11後の20年」 あの日から
崩落現場で息子を捜し続けた父 テロの歴史を風化させない誓い
2021/9/11 05:00動画あり 2555文字テロリストに乗っ取られた旅客機が米国の中枢部に次々と突入し、2977人が犠牲になった米同時多発テロから20年を迎えた。テロやその後の対テロ戦争を体験した人たちは「あの日」から何を思い生きてきたのか。 ◇命落とした消防士の長男思い出し 米南部フロリダ州に住むリー・イエルピさん(77)の一日は、長男の
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「寄せ集め」の五輪組織委 司令塔不在でガバナンス働かず
2021/7/22 21:05深掘り 3194文字東京オリンピックは開幕前日の22日になっても騒動で揺れた。開会式の演出担当で元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)が過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)をコントの題材にしていたとして解任された。大会関係者は「メガトン級だ。五輪が潰れかねない」と頭を抱えた。 小林氏が、ホロコーストをコントの題材にして
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世界に広がったBLM 収入、逮捕率など今も格差 黒人暴行死1年
2021/5/26 17:40 1904文字米中西部ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46歳)が白人警官の暴行を受け死亡した事件から25日で1年がたった。事件を機に黒人差別と警察の暴力に抗議する「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」運動が米国内外に広がった。世界にどのような影響を与えたのか。【
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黒人への「潜在的偏見」自覚させる訓練とは 米警察、暴力は減るか
2021/5/26 15:00深掘り 1775文字米中西部ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性のジョージ・フロイドさん(当時46歳)が白人警官に首を押さえつけられて死亡した事件から25日で1年がたった。事件を機に黒人差別と警察の暴力に抗議する「ブラック・ライブズ・マター(BLM、黒人の命は大事だ)」運動が全米に広がり、警察改革の機運が高まったが、暴力
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バイデン政権発足100日 移民政策、銃規制…問われる「手腕」
2021/5/3 16:00深掘り 2494文字政権発足から100日を迎えたバイデン米大統領は、移民の受け入れ拡大や銃犯罪の撲滅に意欲を示す。しかし近隣国の国民が国境に押し寄せる混乱が生じているほか、抜本的な銃規制は根深い党派対立で実現が難しく、厳しい現実に直面している。 ◇混迷する移民政策 バイデン氏は移民政策の抜本的な改革へ前のめりな姿勢を
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