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若者への性暴力 現場で多いのは…
2023/4/25 23:01 0文字 -
「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち
2023/4/17 16:00 2250文字<フェミニストは戦争に反対します> こんなメッセージを掲げるロシアの女性たちによる反戦グループのSNS(ネット交流サービス)に4万人以上の賛同者が集っているという。ロシアでは、ウクライナ侵攻に反対の意思を表明するだけで逮捕される危険がある。女性たちはなぜ活動を続けているのか。【菅野蘭】 ◇反戦メッ
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出産有無で「私のほうが大変」競争 悩みの背景にある社会の風潮
2023/4/10 17:57 1260文字毎日新聞社は3月17日、カウンセラーの信田さよ子さんをゲストに迎え、妊娠・出産・子育てにまつわる悩みを考える「相談会」を開き、オンライン配信した。参加者から事前に寄せられた悩みを紹介しながら、それぞれが背負う問題を考え、気持ちを分かち合った。【菅野蘭】連載企画に多くのコメント 毎日新聞は、3月8日
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産む、産まない、産めない~私の場合
母子世帯の困窮 平均年収は一般世帯の半分以下 その背景は?
2023/4/7 10:00 717文字母子世帯の平均年収は、子育て世帯全体の2分の1以下――。 殴られても、束縛されても、「我慢するしかないと思った」。九州地方で暮らすタカコさん(仮名、52歳)は、子育て中の女性が離婚し、経済的に自立するまでの厳しい道のりを語った。 厚生労働省の「2021年国民生活基礎調査」によると、全世帯の平均所得
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産む、産まない、産めない~私の場合
「愛の証し」の束縛が暴力に ひとりで育てられず、逃げられなかった
2023/3/30 16:00 1857文字年下の彼と結婚した。付き合って1年足らずの32歳で妊娠。 子どもはほしかった。これもタイミング。迷うことはなかった。 「家事はやってほしいな」 甘えてくる姿は、いとおしかった。 「結婚したんだから、誰とも連絡は取らないで」 少し嫉妬深い。だけど、束縛は、愛の証しだと思っていた。 子どもが生まれたら
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産む、産まない、産めない~私の場合
未婚30代女性の4分の1は「結婚の意思なし」 内閣府調査
2023/3/24 15:00 968文字結婚しない、子どもは欲しくない。その希望に「理由」は必要ですか--。世間の「こうあるべき姿」になれないと苦しむナナさん(仮名、32歳)=東京都内在住=は問いかける。 内閣府の意識調査によると、一度も結婚した経験のない30代女性で「結婚の意思なし」は25・4%にのぼる。 調査は、「人生100年時代に
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産む、産まない、産めない~私の場合
「子供欲しくない」には理由が必要? 婚活やめた女性からの伝言
2023/3/23 08:00 2415文字結婚しない、子どもは欲しくない。その希望に「理由」は必要ですか--。 毎日新聞のインターネットラジオ「今夜、BluePostで」(ブルーポスト)に一通のお便りが届きました。私は、毎週水曜日にパーソナリティーを務めています。この日のテーマは「結婚しなきゃいけないの?」。差出人の女性、東京都内で暮らす
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増える「尿入りペットボトル」ポイ捨て 野口健さんが拾った悪意
2023/3/17 14:00 1850文字表面は汚れ、捨てられてから何年かたっているようだった。富士山麓(さんろく)、山梨県の青木ケ原樹海の清掃活動で見つけたキャップ付きの缶。中身を出すと、茶色い液体が噴き出した。軍手に付き、強烈な臭いを発する液体は、人の尿だった。【菅野蘭】 「森の中ですから手も洗えず、草や土に一生懸命こすりつけて臭いを
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産む、産まない、産めない~私の場合
大学進学率、男女差が最も大きい県は?「進学格差」をデータで見る
2023/3/11 10:30 889文字「地元では女性の高学歴は珍しく、職場では男性から『キワモノ扱い』でした」就職氷河期時代に希望する公務員の職に就いたミチコさんはそう振り返った。九州地方の中核都市で暮らす。 性別や住んでいる地域によって進学率の「格差」はあるのか――。 毎日新聞は、2022年度の文部科学省の学校基本調査をもとに、都道
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産む、産まない、産めない~私の場合
高学歴はマイナス 地方在住に求められた「母親像」とは
2023/3/10 16:00 2550文字ある日、中学生の息子に聞かれてドキリとした。 「ママは、僕が生まれる前といま、どっちが楽しい?」 子どもの目に、私はどのように映っているのだろうか。産んだことに全く後悔はない。だが、結婚し、母となり、仕事を辞め、モヤモヤとした何かを抱え続けていることは事実だ。 「どうしてそんなこと聞くの?」 なん
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声をつないで
平静装い生きてきた 幼少期の性被害、告白は40歳過ぎてから
2023/2/23 05:00 1972文字心の傷と、体の傷は消えない。でも、平静を装って生きてきた。苦しみの原因が性被害にあると気付いたのは40歳を過ぎてから。そのとき、加害者はこの世にいなかった。【菅野蘭】<この記事は性暴力被害に関する描写が含まれます。フラッシュバックなどの心配がある方は注意してご覧ください> ◇後に気付いた質問の意味
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声をつないで
「母を守るのは僕の役目」福山哲郎さんが語るDV被害
2023/2/18 17:00 3135文字ぽつりぽつりと子ども時代を振り返る姿は、鋭い舌鋒(ぜっぽう)で政権批判を繰り広げる政治家のイメージとはかけ離れていた。ひっくり返ったちゃぶ台に割れた茶わん。最も幼いころの記憶は、暴力を振るおうとする父親を止めようと、大きな膝にしがみついた自身の姿だ。開会中の通常国会で、政府はドメスティックバイオレ
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被害者の声で社会認識に変化 性犯罪要件見直し、短期間で再改正へ
2023/2/17 16:53 1938文字性暴力被害の実態に応じた法制度の見直しを議論してきた法制審議会(法相の諮問機関)は17日の総会で性犯罪の成立要件の見直しや公訴時効の延長などを盛り込んだ刑法改正要綱を採択し、斎藤健法相に答申した。要綱に基づく刑法改正案が今国会に提出される見通し。性犯罪規定を巡っては2017年に大幅な改正が行われた
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性暴力を許さない
映画「SHE SAID」 見る前に知っておきたいハリウッドの闇
2023/1/21 15:00 1293文字一本の記事が世界を動かした――。公開中の米映画「SHE SAID/シー・セッド その名を暴け」は、ハリウッドの映画界に君臨し、女優たちに性的暴行などを加えていた大物プロデューサーを追い詰めるニューヨーク・タイムズ紙の闘いを描く。「#MeToo(私も)」運動に発展した軌跡をおさらいしてみよう。 ◇手
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性暴力を許さない
レイプ告発は「灼熱の砂漠」 被害者が語る「SHE SAID」
2023/1/20 23:13 2950文字ライトと強い視線を浴び、顔をさらして性被害を訴えることは「灼熱(しゃくねつ)の砂漠」に放り出されるようなものかもしれない――。そう考えながら臨んだ記者会見。司会に促され、言葉を発した。「私は同業界の男性からレイプを受けた被害者です」 ◇実名顔出しで記者会見 2019年9月10日、東京・霞が関の厚生
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「れいわローテ」はたらい回し? 参院比例議員、後任奇策の疑問
2023/1/16 19:12 1210文字れいわ新選組の水道橋博士参院議員(60)が16日、議員辞職した。同日記者会見した山本太郎代表(48)は、水道橋博士氏の残りの任期5年半について、比例で落選した5人が、議員任期を1年ごとに交代する「れいわローテーション」を導入すると発表した。異例の試みに、識者は「参院議員に期待される役割は果たせない
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占領下のマリウポリは今 衛星画像で見えるロシア軍の活発な動き
2022/12/8 10:00 543文字ウクライナ侵攻後、ロシアが占拠している南東部の港湾都市マリウポリで、露軍の軍事施設とみられる大型の建物が新たに建設されていることが、米宇宙開発企業マクサー・テクノロジーズが撮影した衛星画像で明らかになった。反転攻勢を強めるウクライナ軍に対し、露軍の劣勢ぶりが伝えられているが、ロシアは、支配下にある
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「たかがコーヒー屋の青年」じゃない 亡き息子の夢を継いだ夫婦
2022/12/3 17:00 5349文字忍は、たかがコーヒーをいれていた青年じゃない。コーヒーには人を癒やす力があり、バリスタは素晴らしい仕事なんだ――。 熊本市に住む深迫祥子(さちこ)さん(54)は、その思いを胸に生きてきた。飲食業は未経験だったが、夫の祐一さん(62)と共に、コーヒーのプロである「バリスタ」だった息子の夢を継いだカフ
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若者への性暴力 現場で多いのは学校、公共交通機関 内閣府調査
2022/11/19 11:20 0文字 -
ダジャレで彩る日々 井上順さん、優しくなれた「難聴のおかげ」
2022/10/7 16:00 2547文字俳優、歌手、画家として活躍する井上順さん(75)のダジャレツイートが殺伐としたネットの世界をなごませている。グループサウンズ(GS)の草分け「ザ・スパイダース」時代からのファンたちとのダジャレの応酬も楽しげだ。聞けば、ダジャレは若さを保つコツらしい。【菅野蘭】 ◇“変化球”で会話楽しく スーツに深
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