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スキージャンプ×プロ野球、異色の方程式が生み出すものは?
2023/5/28 08:30 1758文字ホームランを期待するスキージャンプ選手と、K点越えを願うプロ野球選手、そんな関係の2人がいる。競技の垣根を越えたアスリートの交流は珍しくはないが、常識にとらわれない行動力で新たな価値を生み出そうとしている。 「ただの同級生ではここまで応援しなかったと思う」 2022年北京冬季オリンピックに出場した
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「ぶっつけ本番」元プロ、全府中・永野将司の投球術 都市対抗東京2次
2023/5/22 16:32 1036文字◇第94回都市対抗野球大会東京2次予選(22日、大田スタジアム) ◇●全府中倶楽部0―11明治安田生命○ ボールを投げるのは多くて週に2日。全府中倶楽部の永野将司投手(30)は、プロ野球・ロッテ時代には想像もしなかった日々に「体力も技術も落ちている」と感じる。それでもピンチに直球がさえた。 一回は
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いざ都市対抗東海2次予選 出場全チーム監督の「推しメン」は
2023/5/19 08:00 2697文字第94回都市対抗野球大会東海地区2次予選は21日から18日間、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアム(岡崎市民球場)で開かれる。静岡、愛知、岐阜・三重の1次予選を突破した3チームを含む14チームが参加し、6枠の代表権を争う。本大会は7月14日から12日間、東京ドームで行われる。混戦が予想さ
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6枠かけて激戦必至 都市対抗東海2次予選を勝ち抜くチームは…
2023/5/18 05:10 1390文字社会人野球の第94回都市対抗野球大会の東海地区2次予選が21日、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで開幕する。18日間の日程で、14チームが六つの代表枠をかけて激戦を繰り広げる。 昨秋の日本選手権でトヨタ自動車が優勝。今季も日本選手権対象JABA大会でヤマハ、JR東海、三菱自動車岡崎、
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「ボールが長く見えていた」 7番打者が5打席連続本塁打の衝撃
2023/5/11 11:10 1213文字野球の華といえば、真っ先に思い浮かぶのがホームラン。プロ野球・ヤクルトの4番・村上宗隆選手が昨季、新記録となる5打席連続弾をマークしたのは記憶に新しいが、アマチュア最高峰の社会人野球でも同様の記録が生まれた。 「(投じられた)ボールが長く見えていた」 5打席連続本塁打を記録した西濃運輸の2年目捕手
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初Vの伏木海陸運送 勝因は「西納様」の完璧なロングリリーフ
2023/5/5 21:42 725文字社会人野球の第75回JABAベーブルース杯は5日、長良川球場で決勝があり、伏木海陸運送が延長十回タイブレークの末、5―2で三菱自動車岡崎にサヨナラ勝ちし、初優勝した。 タイブレークに入った延長十回。1死一、二塁で左打席に入った伏木海陸運送の中野雅人選手は、スライダーを引っぱたいた。右翼スタンドに飛
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7チーム出場の東海勢に注目 社会人野球JABAベーブルース杯
2023/4/27 12:10 849文字社会人野球の第75回JABAベーブルース杯が5月1日、岐阜県の長良川球場などで開幕する。16チームが4組に分かれてリーグ戦を行い、各組1位のチームで準決勝を戦う。決勝は5日に長良川球場で開催予定。 7チームが出場する地元・東海勢に注目したい。今季はJR東海がJABA岡山大会で決勝に進み、東邦ガスは
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「飛躍しすぎて怖い」 西濃運輸、中心選手大量離脱でも若手台頭
2023/4/27 11:10 1115文字プロ入りした2人の投手をはじめ、中心選手がごっそりと抜けた一方で、大量11人のルーキーが加入した社会人野球の西濃運輸。今季初の公式戦となった第69回JABA静岡大会はリーグ戦で3連敗するなど、厳しいスタートを切ったように思われた。 ところが、第64回JABA長野大会では投打で若手が存在感を発揮し、
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選手倍増で「ギラギラ」 社会人初、エイジェックの育成チーム
2023/4/20 06:40 1729文字総勢48人の選手で構成されるチームは、さながらプロ野球の球団のようだ。栃木県小山市を拠点に活動するエイジェックは今季、社会人野球で初となる「育成チーム」を創設した。 「社会人のトップレベルに引き上げるためには、チーム力の底上げが欠かせません」 難波貴司監督(58)は、そう力を込める。いわゆる2軍を
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「いいところ総取り」小柳卓也が逆転3ラン 三菱重工East
2023/4/18 20:44 735文字社会人野球の第64回JABA長野大会は最終日の18日、長野オリンピックスタジアムで準決勝と決勝があり、決勝は三菱重工EastがNTT東日本を降し、初優勝を果たした。三菱重工Eastは11月に京セラドーム大阪などで開催予定の第48回日本選手権に向け、5大会連続10回目の出場権を獲得した。 今大会不振
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昨夏の都市対抗上位チーム集結 JABA長野大会、ハイレベルな争い
2023/4/6 10:10 893文字社会人野球の第64回JABA長野大会が13日、開幕する。予選リーグは長野県の長野オリンピックスタジアムと佐久市総合運動公園野球場で、計16チームが4組に分かれて総当たり戦を行う。各組1位が進出する準決勝と決勝は、17日に長野オリンピックスタジアムで行われる。 昨夏の都市対抗野球大会で準優勝の東京ガ
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focus プロ野球
日ハム新球場、「帰り」の課題 バスは長蛇の列、駅は入場制限
2023/4/4 20:13 1339文字今季プロ野球の開幕とともに日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)が本格開業した。開幕3連戦はチケットが早々に完売していずれも観衆3万人を超えるなど好スタートを切った一方で、試合後のバス乗り場には長蛇の列ができ、最寄り駅も入場制限が行われるなど輸送面での課題も浮き彫りとなった
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同郷の佐々木朗希に憧れ 仙台育英プロ注目左腕・仁田 センバツ
2023/3/28 07:10 1492文字野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の優勝に貢献した佐々木朗希投手(ロッテ)。彼に憧れるのが、第95回記念選抜高校野球大会に出場するプロ注目の左腕、仙台育英(宮城)の仁田陽翔(はると)投手(3年)だ。親同士の仲がよく、同郷の「ヒーロー」である佐々木投手に「出力とストレートを見て
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ドラ1の弟・石川瑛貴「これは自分の甲子園」 東邦を勢いづけた積極打法
2023/3/25 18:40 928文字◇センバツ高校野球第7日(25日)2回戦 ○東邦(愛知)6―3高松商(香川)● センバツ優勝に貢献し、ドラフト1位で中日入りした兄を持つ主将が勢いをつけた。東邦の石川瑛貴。積極打法で勝ち越し打を放ち、チームは今大会2勝目で春通算勝利数をトップタイの58勝に伸ばした。 四回、1―1と追いつき、なお1
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「冷静になれない」 声援戻った甲子園で苦戦する選手ら 理由は
2023/3/25 06:30 1251文字一喜一憂するファンの歓声や指笛、ブラスバンドの演奏に合わせた声援が甲子園に戻ってきた。でも、選手は――。 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開催中の第95回記念選抜高校野球大会で、声を出しての応援が春夏の甲子園では3年半ぶりに解禁された。熱戦に花を添え、選手の背中を押す声援だが、意外にも本来の姿に戻
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もっと社会人野球
2度の戦力外も「諦めない」 東海大菅生出身、再びプロ入り目指し
2023/3/23 06:40 1727文字度重なるけがに、オリックスと巨人から戦力外通告――。プロ野球界で苦汁をなめ続けた勝俣翔貴内野手(25)が、初の社会人野球生活をスタートさせた。 「悔しい思いは何度もしてきました。でも、諦めようと思ったことは一度もありません」 そう言い切る。2度にわたる戦力外通告。「言われた当日は複雑な気持ち」にな
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甲子園「おーっ」 WBC侍ジャパンの劇的サヨナラでどよめき センバツ
2023/3/21 12:21 490文字第95回記念選抜高校野球大会は21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、長崎日大と龍谷大平安(京都)の試合中にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本がメキシコに6―5で逆転サヨナラ勝ちし、甲子園の観客席でもどよめきが起こった。 「おーっ」。大きな拍手とともに甲子園にどよめきが
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高校野球物語2023春
「想像を超えろ」仙台育英“弟ズ”変えた異例のチーム作り センバツ
2023/3/21 06:30 2026文字仙台育英(宮城)は昨夏の甲子園で、悲願の東北勢初優勝を果たした。須江航監督(39)が優勝インタビューで口にした「青春って、すごく密なので」は「新語・流行語大賞」の選考委員特別賞になるなど、高校野球の枠を超えて注目された。あれから約半年、今春は史上5校目の甲子園夏春連覇が懸かる。優勝旗の「白河の関越
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選手17人投入の作新学院 「全員で」2桁背番号が躍動 センバツ
2023/3/19 18:49 752文字センバツ第2日(19日)2回戦 ○作新学院(栃木)8―6大分商● 背番号など、ただの数字――。そう言わんばかりの選手起用を作新学院は見せた。1試合でベンチ入り18人のうち17人を投入し、2桁背番号の選手が躍動した。 二回1死二、三塁、背番号「15」の上野飛馬は直球が来ると読み、初球打ちを「決めていた
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公式戦初安打で緊張ほぐれ 高知右腕・辻井翔大の修正力 センバツ
2023/3/18 20:28 743文字◇センバツ第1日(18日)1回戦 ○高知4―1北陸(福井)● 公式戦初先発の舞台が甲子園となった高知の2年生右腕・辻井翔大。緊張でガチガチになった心身をほぐしたのは、自らの公式戦初安打だった。 1点を追う二回2死一、二塁。追い込まれてからの5球目、甘く入った変化球をはじき返すと、打球は左翼手の頭を
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