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ホンダF1復帰 わずか2年半での方針転換 納得いく説明なく
2023/5/24 20:56 1087文字ホンダのF1復帰は、ファンにとって朗報だ。2026年からの登場とはいえ、現在のF1ドライバーで唯一の日本勢である角田裕毅(アルファタウリ)とともに、日本国内の人気が沸騰するかもしれない。アストン・マーチンという新たなパートナーを得て、ホンダは「DNA」と呼ぶレースの世界で再び技術を高められる。ただ
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照ノ富士、綱の貫禄と責任 落ち着いて押し出し 夏場所8日目
2023/5/21 21:58 541文字大相撲夏場所8日目は21日、東京・両国国技館で行われ、横綱・照ノ富士が琴勝峰を退け、連勝を伸ばした。 休場明けの不安を振り払うように照ノ富士が無敗で勝ち越しを決め、横綱の貫禄を示した。全勝で並んでいた朝乃山と明生がともに敗れ、優勝争いでも単独で先頭に立った。 星の上がらない琴勝峰を圧倒した。右が入
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照ノ富士の綱の誇り あきらめない・成し遂げたい・努力続けたい
2023/5/17 19:49 862文字◇大相撲夏場所4日目(17日、東京・両国国技館) 3場所連続全休していた横綱・照ノ富士が、本場所に帰ってきた。翔猿をきめ出して初日から4連勝。誰が優勝するか分からない「戦国土俵」で、番付最高位のプライドを見せている。 4場所ぶりに初日から出場の照ノ富士は、順調に白星を並べた。「動きを止めることを意
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朝乃山4連勝 2年ぶりの「夏」に順調な滑り出し 夏場所4日目
2023/5/17 18:42 782文字◇大相撲夏場所4日目(17日、東京・両国国技館) 約1年半ぶりに幕内に返り咲いた東前頭14枚目・朝乃山が2年ぶりの「夏」に順調な滑り出しを見せている。得意の右四つから力強く前に出て、初日から4連勝。「白星よりも、お客さんの前で相撲を取れるのがうれしい」と喜びを語る。 先場所敗れた23歳の王鵬との一
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新関脇・若元春、初日から3連勝 「今の番付を全う」 夏場所
2023/5/16 20:58 605文字大相撲夏場所3日目は16日、東京・両国国技館で行われ、新関脇の若元春が小結・正代を降して初日から3連勝を飾った。 大関取りが懸かる霧馬山が敗れるなど関脇陣が明暗を分ける中、土俵際の粘りで逆転した新関脇の若元春が初日から白星を並べた。 大関経験者の正代に双差しを許して前に出られたが、下がりながら左か
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ダークホースから大関取りの本命馬へ 霧馬山が挑む「大きな山」
2023/5/15 11:00 857文字大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)で、関脇・霧馬山(27)=陸奥部屋=が大関取りに挑む。3月の春場所で初優勝を果たし、役者がそろう夏場所では2桁勝利を目指す。 13日の優勝額贈呈式で自身の雄姿と対面した。「ちょっと笑っちゃった。かっこいいですよ」と顔をほころばせつつ、「15日間、一日一番
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237日ぶりの土俵・照ノ富士 歓声を力に白星発進 大相撲夏場所
2023/5/14 22:12 604文字大相撲夏場所初日は14日、東京・両国国技館で行われ、横綱・照ノ富士が小結・正代をすくい投げで降し、白星発進した。 土俵際で相手をふりほどくように逆転のすくい投げ。一人横綱の照ノ富士が4場所連続休場明けの不安を振り払うように、初日を白星で飾った。 正代に前に出られて下がりながら、右が入ると、すぐさま
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横綱・照ノ富士が痛みに耐えて努力する理由 大相撲夏場所
2023/5/14 14:00 846文字大相撲で3場所連続全休していた横綱・照ノ富士(31)=伊勢ケ浜部屋=が、本場所に帰ってきた。誰が優勝するか分からない「戦国土俵」を、番付最高位として治められるか。 両膝に古傷を抱え、糖尿病にも苦しむ中、春場所後の春巡業に参加し、精力的に出稽古(でげいこ)も行い、5月4日の横綱審議委員会の稽古総見で
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朝乃山、725日ぶり幕内の土俵へ 大相撲夏場所
2023/5/14 11:00 732文字自らの不祥事で離れてから、725日ぶりに幕内の土俵に上がる。大相撲・東前頭14枚目の朝乃山(29)が14日、2年ぶりの「夏」を迎えた。 夏場所を前に、高砂部屋には幕内のところに「朝乃山」のしこ名が書かれた木札が掛けられた。「ここからが本当の勝負」と気を引き締めた。 大関経験者の返り入幕は、場所前か
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ネクスト大関は誰に? 霧馬山を筆頭に出世争い 大相撲夏場所
2023/5/13 11:00 1152文字大相撲夏場所は14日、東京・両国国技館で初日を迎える。春場所で初優勝した関脇・霧馬山を筆頭に、次の大関を目指す関脇陣の出世争いが注目される。 27歳の霧馬山は初場所は小結で11勝、春場所は新関脇で12勝し、夏場所で10勝以上なら「三役で直近3場所33勝以上」という大関昇進の目安に達する。「チャンス
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football life
「サラリーマンJリーガー」反町康治が歩んだ不思議な道
2023/5/12 08:00 1924文字カクテル光線を浴びて華やかに幕を開けたサッカー・Jリーグは、1993年5月15日の開幕戦から30年を迎える。プロリーグの誕生で、アマチュアだった選手たちが夢を膨らませて続々と新たな挑戦を始めた中で、「不思議な道」を選んでいた人がいる。現在は日本代表の強化責任者、日本協会技術委員長の反町康治さん(5
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「相撲の神様」のしこ名が令和に 令和の「大の里」が初土俵へ
2023/5/11 08:00 1189文字「相撲の神様」と呼ばれた大関と同じ読み方のしこ名が、大相撲に帰ってきた。約100年前に注目を集めた歴史ある名をもらった大器の挑戦が始まる。 「大の里(おおのさと)」のしこ名で夏場所(14日初日、東京・両国国技館)で初土俵を踏むのは、22歳の中村泰輝(だいき)だ。 新潟・海洋高から日体大に進み、1年
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引退会見、弟子を待たず去った師匠 逸ノ城、表情硬く…残った違和感
2023/5/4 18:40 909文字将来の横綱候補と騒がれた大器にとってはあまりにも突然で、残念な身の引き方になった。逸ノ城は4日、急きょ開いた引退記者会見に、師匠の湊親方(元前頭・湊富士)とともに臨んだ。腰痛の悪化が引退の理由とされたが、終始硬かった師弟の表情に違和感を覚えた。 思い出されるのは2022年11月、逸ノ城による親方夫
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football life
もがく「常勝軍団」鹿島アントラーズに復活の兆し サッカー・J1
2023/5/3 13:00 1470文字「常勝軍団」がもがいている。30周年のサッカー・Jリーグで主要タイトル最多「20冠」を誇る鹿島アントラーズは今季、一時は15位に沈み、かみ合わない姿にサポーターから怒号も飛んだ。4月下旬からの2連勝で現在9位。復調の兆しが見えてきた段階にある。 「ようやくスタートを切れた」 4月29日のガンバ大阪
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幕内復帰の朝乃山「一から頑張る」 大相撲夏場所新番付発表
2023/5/1 14:00 682文字大相撲夏場所の新番付が1日発表され、朝乃山(29)=高砂部屋=が2021年九州場所以来の幕内復帰を果たした。不祥事で三段目から再出発した大関経験者は「土俵に上がれる喜びと、ここまで支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、幕内に戻っても、また一から頑張るだけです」と気を引き締めた。 東十両筆頭
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変わるボクシング中継 動画配信は力道山級の衝撃 大橋秀行会長
2023/4/24 17:00 1480文字かつて街頭テレビのキラーコンテンツとして人々を熱狂させたボクシング中継は、テレビの地上波から動画配信サービスへとプラットフォームが変わってきた。それによりボクシングが「別世界になった」と語るのは、元世界王者で、大橋ジム会長として複数の世界王者を育てた大橋秀行さん(58)だ。今後も想像を超える変化に
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football life
白血病克服の高校生ストライカー輝く 名古屋グランパス・貴田遼河
2023/4/21 08:00 977文字かつて白血病を患った高校生ストライカーが、プロの舞台で輝いた。若手の登竜門とも言われるサッカーのJリーグ・YBCルヴァン・カップで19日、名古屋グランパスのFW貴田遼河(きだ・りょうが)選手(17)が公式戦でのクラブ最年少得点となる2ゴールで勝利に導いた。 ◇本田圭佑選手らの記録更新 「あれが今日
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ボクシング世界戦主催、亀田興毅が掲げるのは「選手ファースト」
2023/4/16 16:00 1462文字ボクシングの重岡優大(26)、銀次朗(23)両選手の兄弟ダブル世界戦(16日、東京・代々木第2体育館)を実現させるために奔走したのが、元世界3階級王者の亀田興毅さん(36)だ。選手時代は強気な発言や派手なパフォーマンスで人気と批判を集めた“新米プロモーター”は、慣例にとらわれない興行にトライしてい
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兄・尚弥が着けたベルト再び手に 井上拓真、世界戦で王座復帰
2023/4/8 19:00 727文字世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王座決定戦が8日、東京・有明アリーナであり、同級1位の井上拓真(大橋)が同級2位のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)に3―0で判定勝ちした。 2歳上の兄尚弥が成し遂げた4団体王座統一を自らも目指して、新たな挑戦が始まった。尚弥が返上したバンタム級の四つの王座を再び
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“激戦区”で比類なき挑戦 支えた「改善主義」 引退の村田諒太
2023/3/28 12:13 1249文字ボクシングの村田諒太選手(37)=帝拳=が28日、現役引退を表明した。 日本からは数々の世界チャンピオンが誕生しているが、アマチュアとプロの両方での頂点を極めたのは村田選手のみ。世界的な激戦区のミドル級で成し遂げたことに加え、独自の価値観に基づいた行動や言動でも多くのファンを魅了した。 結果的に最
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