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「毛がない」生き物を目撃 身近な野生動物が、なぜこんな姿に?
2023/5/26 14:00動画あり 2610文字未知との遭遇だった。5月1日午前、記者は東京都練馬区で見かけた生き物に驚いた。体の一部にだけ毛があり、皮膚は硬そうで灰色に近い。ネコほどの大きさに細長いしっぽ。不気味に思えたが、取材を進めると、ある身近な野生動物が病気にかかった姿だと分かった。なぜこんな姿になったのか。 スマートフォンで「証拠写真
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都内で発見した「毛がない」生き物 正体は…
2023/5/26 14:00 0文字 -
「セックスに憧れる」 障害者の欲求に向き合うTENGA社長
2023/5/22 16:01 2471文字アダルトグッズメーカー「TENGA」(テンガ)=東京都中央区=の松本光一社長(55)は2005年の創業時から「大切な性を誰もが楽しめる社会」を目指し、「誰もが」に強くこだわってきた。手が不自由な人が使う自慰行為の自助具開発や障害者就労支援施設の運営と、障害者にも積極的に関わっている。その原動力はど
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TENGAが障害者施設を運営 「性をタブーにしない」という覚悟
2023/5/22 16:00 1785文字天井が高く開放感のある建物、外には人工芝のドッグラン――。埼玉県川越市にあるおしゃれなカフェには近隣住民が集い、子どもからお年寄りまでさまざまな人たちでにぎわう。このカフェ、障害者就労支援施設「able! FACTORY」(エイブル・ファクトリー)内にあり、アダルトグッズメーカー「TENGA」(テ
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陸自ヘリ不明、自衛隊の衝撃 安全性高い機体・幹部搭乗の事故
2023/4/7 20:07 1321文字沖縄県の宮古島付近で陸上自衛隊ヘリコプターが行方不明になってから丸1日が経過した。自衛隊と海上保安庁は周辺海域の捜索を続け、機体の一部とみられる漂流物を発見しているものの、坂本雄一・陸自第8師団長(55)ら隊員10人の安否の手がかりは得られていない。安全性が高いとされるヘリの事故に、自衛隊関係者の
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「音楽で強くなれる」平和奏でるオーケストラ、戦時下で続く交流
2023/2/27 15:00 1512文字ロシアの侵攻を受けるウクライナで演奏活動を続ける「ルガンスク交響楽団」と、関東学院中学・高校(横浜市)のオーケストラ部が交流を重ねている。侵攻開始前から続く縁で、オケ部はこの1年で2度、演奏会場で集めた寄付金を楽団に託した。生徒たちは音楽を通して平和を願う。2月上旬、楽団からは感謝の思いと「どんな
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言葉の壁に心の傷も… 日本に来たウクライナ避難民の今
2023/2/27 05:00深掘り 3753文字ロシアによるウクライナ侵攻で、これまで約2300人の避難民が日本に来た。それ以前から日本で暮らしていた在日ウクライナ人の数(約1900人)を超える。受け入れ当初から避難民には経済面を中心に、国や民間による支援がされてきた。しかし戦争は終結の気配すら見えない。家族の喪失や、戦地にいた経験で受けた「心
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日本を後にした人も 感謝、望郷、言葉の壁…揺れるウクライナ避難者
2023/2/24 16:00 1719文字ロシアによるウクライナ侵攻で、戦地となった故郷を逃れた約2200人が日本で暮らす。だが戦争の終わりが見通せない中、日本を後にした人たちもいる。「日本が嫌いなわけではない。でも、日本にいるだけでは、その先の未来が想像できない」。避難民も支える人も、それぞれに心が揺れている。 「今は、ウクライナに帰り
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バンドゥーラと見つめた戦争 平和の祈りは音楽に乗せて
2023/2/23 18:00 1539文字ウクライナの伝統楽器バンドゥーラを奏で、子守歌として親しまれる「幸せの鳥」を歌う。優しい音色と歌声に聴き入る人々に、歌詞を訳して伝えた。「鳥を殺さないで。その鳥はもしかしたら誰かの愛かもしれない」。日本で20年近く暮らすカテリーナさん(36)は音楽に反戦への願いを込める。「音楽だから、私だから伝え
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79歳がデザインしたLINEスタンプ 「くせになる」不思議な魅力
2023/2/4 15:00 1517文字つかみどころのないキャラクターや文言をあしらったイラストを数多く描き、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のスタンプとして販売している。 茨城県ひたちなか市の田澤誠司さん(79)は「デザインは思いつくままで深い意味はない。だから無限の可能性がある」と話す。若者から広がったコミュニケーションツールの
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79歳がデザインしたLINEスタンプ 「くせになる」不思議な魅力
2023/2/4 15:00 0文字 -
結婚しなきゃいけないの?「官製婚活」廃止した市長の真意
2023/1/7 07:00 3032文字世間に広く知られた出来事、制度、慣習。その「裏面」には、私たちからは見えにくい事実や疑問、物語が潜んでいる。記者が足を運び、関係者の証言や記録に迫った。 この連載は全6回です。 このほかのラインアップは次の通りです。第1回 ドーハの悲劇、お守りに託した思い ゴール下に埋めた祈り第2回 中傷に手染め
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つながりたいのにつながらない? 相談ダイヤルの向こう側
2023/1/4 07:00 2859文字世間に広く知られた出来事、制度、慣習。その「裏面」には、私たちからは見えにくい事実や疑問、物語が潜んでいる。記者が足を運び、関係者の証言や記録に迫った。 この連載は全6回です。 このほかのラインアップは次の通りです。第1回 ドーハの悲劇、お守りに託した思い ゴール下に埋めた祈り第2回 中傷に手染め
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望まぬ転勤廃止で新卒応募10倍に AIG損保 エリア採用も好調
2022/9/19 18:00 2693文字望まない転勤を廃止します――。「AIG損害保険」などを傘下に置く外資系保険大手のAIGジャパン・ホールディングス(東京都港区)は、新たな転勤制度を打ち出し、2年半の移行期間を経て、2021年秋に本格稼働させた。全国に支店があり、「社命による転居を伴う転勤が当たり前」の常識を覆す働き方改革。目指すの
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転勤見直しで大企業に広がる「脱昭和」 採用応募者10倍に
2022/9/19 11:01 3053文字コロナ下におけるリモートワークの浸透で、存在意義を問われる転勤制度。共働きや育児、介護を担う世帯にとって転居の負担は大きく、離職につながるリスクもある。今回のアンケートでは、転勤制度を巡り企業の対応が「二極化」していることが浮かび上がった。【奥山はるな、山田奈緒、山縣章子】 ◇リモート導入で満足度
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コロナ下で主要企業の半数で転勤制度見直しの動き 毎日新聞アンケ
2022/9/19 11:00 1889文字国内の主要企業で転勤制度を見直す動きが広がっている。毎日新聞のアンケートで半数近くの企業が見直したり、検討したりしていると回答した。新型コロナウイルスの感染拡大で、在宅勤務を含むリモートワークが浸透し、勤務場所に縛られない働き方が定着しつつある。通勤圏外の居住を認める「遠隔地勤務制度」が新たな勤務
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「障害者雇用で商品の質上がり、マーケット広がる」 乙武洋匡さん
2022/9/2 10:00 3142文字法律で義務付けられている障害者の雇用について「商品、サービスの質が上がって、マーケットが広がりますよ」と前向きに捉えるのは、作家の乙武洋匡さん(46)だ。障害のある当事者でもあり、国内外の事情を知る乙武さんは、現状に鋭い目を向けつつ、今後の発展に期待しているという。毎日新聞が6~7月に実施した国内
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障害者雇用「本当の困難はこれから」「人材の奪い合い」 大量退職受け
2022/9/2 05:31 3511文字毎日新聞が主要企業126社を対象にしたアンケートで、回答した企業104社のうち半数近くが身体障害のある従業員の退職が相次ぐと回答し、「大量退職時代」が到来していることが分かった。企業は代わりとなる人材確保に苦慮している様子が浮かび上がる。【山縣章子、山田奈緒、奥山はるな】 ◇退職後の人材確保に苦労
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身体障害者、大量退職時代が到来か 毎日新聞主要企業アンケ
2022/9/2 05:30 1867文字1970~80年代に企業に採用された身体障害者が定年を迎える「大量退職時代」が到来している。毎日新聞が主要企業を対象に実施したアンケートでは、半数近くの企業が定年などによる退職が続くと回答し、人手の確保に苦慮している実態が浮き彫りになった。企業に課せられた障害者の法定雇用率は年々引き上げられており
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ヤングケアラー キャンプ参加者募集「自分の時間ゆっくり過ごして」
2022/8/27 07:00 650文字自分優先の時間を過ごしませんか――。家族の介護や世話を担う子ども「ヤングケアラー」の体験者が、10月15~16日の1泊2日で京都市内でのキャンプを企画し、参加者を募っている。対象は18~30歳のケアラーや元ケアラーで、先着20人。「家族ケアの日常から少し離れ、秋の京都でのんびりしましょう」と参加を
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