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Sponsored Content 毎日新聞障がい者スポーツフォーラム

女優、愛澤咲月さんが移動補助サービスを体験! 乗り降り簡単な福祉車両「ウェルキャブ」便利さ実感、助けあいアプリ「May ii」では近くの男性がサクッとお手伝い

女優 愛澤咲月(Co-Co Lifeタレント部所属)1984年6月17日生まれ。脳性まひ、発達障がい(学習障がい=LD、注意欠陥・多動性障がい=ADHD)。日頃は松葉杖を使い「3本あし」で活動。足底板(装具)を利用し、長時間の移動には車いすも利用している。京都府京都市出身。大和学園 京都栄養医療専門学校卒。京都の総合病院で事務として働く傍ら、脳性まひの女優として、NHK「バリバラ」の番組内ドラマ、舞台などに出演している。

 2月12日に開催された「第5回毎日新聞障がい者スポーツフォーラム」では身体の障害などで移動に困難がある来場者を対象に「移動補助サービス」も準備されていた。登壇者の一人で先天性の脳性まひがある女優、愛澤咲月さん(Co-Co Lifeタレント部所属)がトヨタ自動車の福祉車両「ウェルキャブ」を試乗し、大日本印刷(DNP)が開発し、昨年夏から無料ダウンロードが開始されている助けあいアプリ「May ii(メイアイ)」を体験した。

    シートなど希望に応じて選べる「ウェルキャブ」シリーズ

     愛澤さんは長年、歩行補助具として松葉杖を使用してきたが、昨年夏から安全性と至便性を考慮し、車いすも併用している。「杖と車いすは移動距離や荷物の量、段差の有無や通路の広さなど環境に応じて使い分けています。舞台での演技には両手が自由に使え、転倒の心配のない車いすを使っています。でも、車いす経験が浅いこともあって、街中ではたった3センチほどの段差が越えられません」

     自動車工業会発表の資料によると、福祉車両の年間販売台数は4万台に達しており、超高齢社会の日本では障害のある人だけでなく、高齢者にも移動の自由を提供する車としても期待が高まっている。自動車メーカー各社からも用途に応じたさまざまなタイプの福祉車両が開発されている。

     トヨタ自動車から発売されている「ウェルキャブ」シリーズも、障害のある人が自ら運転する「自走式」と、介助者が運転する「介助式」があり、「介助式」では車いす乗車やシート乗車など、希望に応じて選ぶことができる。

     「ウェルキャブの利用は初めて」という愛澤さんが体験したのは運転者が別にいる「介助式」で、車いすのまま乗り込めるタイプのなかでも、車両後部からスロープが伸びる「リヤスロープ式」の車両だ。介助者の助けを借りながら、車いすに掛けたベルトが電動ウィンチで巻き上げられ、スロープを上る。車内では車いすの固定装置もあり、安全に移動することができた。

     「車いすのまま乗り込めるのはとても便利ですね」と、愛澤さん。これまでは車いすから一度降りて車両に乗り込んでから、車いすを折り畳み車内に持ち上げていたという。車いすの重量は約10キロあり、介助者がいる場合でも慣れない人に車いすの畳み方を伝えるのは一苦労と明かす。

     「これからは車いすでの外出時に利用してみたいです」

     詳細は使用方法はこちら

    大日本印刷が開発、助け合い促進の無料アプリ「May ii(メイアイ)」

     愛澤さん、会場で車いすなどの参加者向けに提供されていた「May ii(メイアイ)」というアプリも体験した。手助けを求める人と手助けできる人をつないで助け合いを促進する機能をもつ。キャッチフレーズは、「ポチッとお願い。サクッとお手伝い」だ。愛澤さんは自身のスマホにアプリをダウンロードし、簡単な登録手続きをして実際に「手助けを求める体験」を試した。

     急な上り坂を前に愛澤さんが「May ii」を立ち上げて助けを求めると、「助けて」の通知が届いたユーザーから、「助けますよ」の返信があった。坂の頂上付近を歩いていた男性がアプリに登録しており、坂を下りてきた。お互いが画面をかざして合流し、車いすを押して再び坂上へ。「ありがとうございます。助かりました!」と愛澤さん。サポートは終了し、二人はそれぞれの方向に別れていった。

    ① 愛澤さんが、Mayiiを使用して手助けを求める
    ② 愛澤さんの近くにいる、サポートできる人をMayiiを通じて発見
    ③ Maiiで相手の場所を確認しつつ、 愛澤さんとサポーターが対面。
    ④ 目的地までサポートしてもらう

     愛澤さんは、車いすに乗り一人で外出することも多く、今回のように急坂や段差で困ることもあるという。「通りがかりの人には頼みにくい。簡単な操作で、最初から手助けてしてくれる人に会えるのは便利。気持ちが楽ですね」

     DNPのアプリ開発チームによれば、開発の背景には、「日本社会は気軽に手助けできる環境が生まれにくく、そんな日本的な行動を変えたい」という思いがあったという。実際、ある調査では、移動制約者の約8割に、「人に迷惑をかけてまで行きたくない」と外出をあきらめた経験があるなど、気軽に助けを求めにくいという心理的負担が根強い。

    「道に迷った」「駅の乗り換えが分からない」などの日常的な困りごとは、障害者に限らず誰にも起こりうる。May iiは障害のある人に限らず、多様な利用者を想定しており、過去には最寄りのスロープを探していたベビーカーの母親を、街のバリアフリー状況を熟知する車いすユーザーが助けるといったケースもあったという。May iiは双方向の助け合いを促す。愛澤さんも、「助けられるだけでなく、助ける側になれるのもうれしい。私にもできることがありそう」と歓迎する。

    サービスエリアは現在、東京23区内に加え、札幌市と福岡市の繁華街の3エリアのみだが、今後は利用状況などを見て広げていく予定だという。アプリのダウンロード数は約2万5000件。ユーザーが増えるほど相互の便利度も上がっていく。手続きは無料アプリをダウンロードし、メールアドレスを登録するだけ。気軽に使ってみたくなるアプリだ。

    <詳細な使用方法はこちら>

    https://mayii.jp/howto/

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