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浮動票獲得に躍起 各党、党首級を投入

応援演説を聴く住民ら=東京都内で2017年6月26日午後4時52分、宮本明登撮影(画像の一部を加工しています)

 7月2日投開票の東京都議選で、小池百合子知事が代表の「都民ファーストの会」と自民党の勢いが拮抗(きっこう)する中、浮動票の行方に各党が神経をとがらせている。24、25日の期日前投票者数は18万4571人と、前回同期より5万6682人も多く、投票率アップが見込まれる。毎日新聞の世論調査では有権者の57%が投票先を決めておらず、自民党は26日、安倍晋三首相自ら応援に入って票を掘り起こす、都道府県議選では異例の戦術に出た。

     「新しい議会が良くて古い議会が悪いというのは間違っている」。文京区での個人演説会で、首相は都民ファーストをけん制した。陣営幹部は「横一線の戦いだからてこ入れに来たのだろう」と話すが、別の選挙区の陣営幹部は「内閣支持率の低下とともに自民のイメージが低下している。現時点の拮抗は苦戦と同じ」と表情が険しい。

     対する小池氏は、板橋区の街頭で自民を批判。「今もめてますよね、怪文書かどうか。ルールを作り原則公開すればもめることはない」と、加計学園問題に絡めて都の情報公開の姿勢をアピールした。「女性議員もいろいろいますよ」と、秘書への暴言、暴行で離党届を出した自民衆院議員もあてこすった。野田数幹事長も「隠蔽(いんぺい)体質の自民とは違う」と、政権批判票の取り込みを図る。

     埋没した形の民進党。港区でマイクを握った蓮舫代表は安倍、小池両氏とも「1強だ」と断じ「暴走を止める」と息巻くが、別の選挙区の陣営関係者は「自民を見切った人に選ばれていない」とこぼす。共産党関係者も「反自民票の受け皿に都民ファーストが選ばれている」と浮かない顔だ。小池氏と協力する公明党陣営は「浮動票が増える中、組織型の戦いだけでは厳しい」と表情を引き締めた。【稲垣衆史、円谷美晶、奥山はるな】

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