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衆院選

共闘には野党共通政策が必要 共産・志位委員長

共産党の志位和夫委員長=根岸基弘撮影

 次期衆院選で野党の選挙協力はどこまで進むのか。共産党の志位和夫委員長に展望を尋ねた。

     ◇

 安倍晋三首相が、臨時国会冒頭の衆院解散を検討しているのは、森友学園、加計学園をめぐる一連の疑惑を隠すためだ。野党は今年6月、疑惑の徹底追及のため、憲法の規定に基づき臨時国会の召集を要求した。それを3カ月もたなざらしにした揚げ句、臨時国会を開いたら一切審議しないで解散するという。究極の党利党略であり、憲法違反だ。

 衆院選では安倍政権の「暴走政治」をこのまま続けていいのかが問われる。政権による国政の私物化、安全保障関連法などによる憲法破壊。国民多数の民意を押しつぶすような政治をしてきた。その結果、大きな批判がわき起こり、7月の東京都議選で自民党は歴史的大惨敗を喫した。その流れを強くして、安倍政権を退場させる選挙にしたい。

 そのためには野党と市民の共闘が必要だ。安保関連法に反対する運動を契機に、4野党(民進=当時の民主、共産、自由=当時の生活、社民)と市民の共闘の流れができた。2016年参院選では32の「1人区」の全てで野党統一候補の擁立を実現し、11選挙区で勝利した。野党と市民が結束すれば、安倍政権を倒せる。

 共闘するには野党が何を目指すのかという大きな旗印が必要だ。共通政策をはっきりさせないといけない。また、一方的に共産党が候補者を取り下げるというのでは選挙に勝てない。各党が相互支援、相互推薦をして本当の力が出る。野党がバラバラでは安倍首相の思うつぼだ。その認識の一致があって、よく話し合えば道は開ける。

 東京都の小池百合子知事に近い若狭勝衆院議員や民進党を離党した細野豪志元環境相らが新党結成の協議をしているようだが、何をそんなに大騒ぎしているのかと思う。自民党の補完勢力にしかならない。うまくいくとは思わない。【聞き手・光田宗義】

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