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衆院解散表明

ミサイルの不安「こんな時に」

 北朝鮮が発射した弾道ミサイルは先月と今月の2回、北海道上空を通過して太平洋上に落下。北海道から東日本までの広い範囲で全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて発射情報が流れた。不安を募らせた住民は、衆院解散の理由に北朝鮮問題への対応を挙げた安倍晋三首相に、何を思うか。

 北海道滝川市の主婦(74)は「Jアラートやサイレンが鳴っても、数分で飛んできたらどこかに逃げるわけにはいかない。こんな不安定な時期に選挙をして、本当に大丈夫なのか」と首をかしげる。問題が次々と浮上した安倍政権や自民党の現状に疑問を抱く一方で「他の政党は頼りなく、危機に対応できないのではないか」と険しい表情を見せた。同市でスナック・軽食店を経営する竹内信恵さん(69)は「いつ戦争になるか心配。とにかく平和な、住みよい国になってほしい」と訴えた。

 北海道釧路市の漁港でマイワシの水揚げを終えたばかりの青森県八戸市の漁師の男性(38)は「漁場は近海だが、北朝鮮のミサイルはいつどこに飛んでくるかわからない。ミサイル問題について、しっかり取り組んでほしい」と強調する一方、「政治家はスキャンダルばかりで信頼できない。こんな時に選挙をするなんておかしい」と憤った。

 3月に全国初のミサイル想定の住民避難訓練が行われた秋田県男鹿市の温泉旅館のおかみ、斉藤靖子さん(45)は「ミサイルが頻繁に飛んできている時期に解散していいのかと不安を感じる。しかし、解散を機に、ミサイル対策が議論され、避難などの体制が強化されればいいと思う。有権者が判断する場を与えられたので、しっかり考えて投票したい」と話した。

 同県能代市の会社員の男性(49)は「どんな状況でもミサイルの危機から国民を守るのが国の仕事。解散だからといって有事への対応がおろそかになってはいけない」と注文をつけた。【渡部宏人、平山公崇、森口沙織】

3極の議席は

313
自公
61
希維
69
共立社

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