メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

衆院解散

総選挙 おごりが生んだカオス=論説委員長・古賀攻

 カオス(混沌(こんとん))のただ中の衆院解散である。従来の秩序は崩れ出したが、この先の着地点はまだ見えない。

 安倍晋三首相にとっては大きな誤算だろう。野党側を出し抜いたはずなのに、逆に不意打ちを食らって守勢に回った。

 権力は時間を経るほどにおごりを生み、人心を倦(う)ませる。長期政権の副作用である森友・加計問題で批判を浴び、いったんは控えめな姿勢を見せた首相だが、民進党の混乱と北朝鮮情勢を好機ととらえて国会審議抜きの解散に突き進んだ。明らかなおごりである。

 確かに政治には計略がつきものだ。ニクソン元米大統領の優れた著作「指導者とは」には「指導者というのは…

この記事は有料記事です。

残り650文字(全文931文字)

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 2019年のGW 10連休が浮き彫りにする労働格差
  2. システム障害 札幌地下鉄で運行停止 乗客一時閉じ込めも
  3. 東日本大震災 県内の大気中の放射線量 /埼玉
  4. 香港 高速鉄道、例外的な法律適用 中国の影響懸念
  5. 個人情報 本物のパスワード記載「脅迫メール」が横行

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです