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衆院選 希望、敗北に動揺 前原民進代表、辞任へ

テレビのインタビューに応じる民進党の前原誠司代表=東京都千代田区で2017年10月22日午後9時37分、佐々木順一撮影

 希望の党は公示前勢力の57議席を維持できず敗北したことで、党内が動揺している。結党メンバーも多くが落選し、立て直しは難航が必至だ。小池百合子代表への不満も相次ぎ、混迷は深まっている。希望との合流を決断した民進党の前原誠司代表は辞任する意向を示した。

 希望は過半数ライン(233議席)を上回る235人を擁立したが、はるかに及ばず、野党第1党も立憲民主党に譲った。樽床伸二代表代行は23日午前、国会内で記者団に、党勢を失速させた小池氏の「排除」発言を巡り「表現一つで大きく党勢が変わる脆弱(ぜいじゃく)な態勢だった」と語った。

 当選者の大半は民進党から合流した前職や元職で、小池氏側近の若狭勝氏も落選した。小池氏の求心力は急激に低下している。当選した民進党出身の前職は「小池氏の責任を問う。代表を辞任し、顧問などに下がるべきだ」と語った。

 希望は小池氏が帰国する25日に両院議員懇談会を開き、党人事や首相指名などを協議する。懇談会で小池氏への批判が噴出するのは確実だ。

 前原氏は23日午前、連合本部を訪れ、神津里季生(りきお)会長と会談した。会談で前原氏は「結果が伴わなかった」と陳謝。「一定の方向性を定めた後は自らの出処進退について考える」と述べ、選挙結果の責任を取り、代表を辞任する考えを伝えた。前原氏は当面は希望の会派に所属し、最終的には希望に加わる方針だ。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表も連合本部で神津氏と会談し、今後の連携を確認した。神津氏は枝野氏に「国民の声を受け止めて良い結果を出した」と伝えた。立憲は23日昼、東京都内で執行役員会を開き、今後の党運営について協議した。【松本晃、梅田啓祐】

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3極の議席は

313
自公
61
希維
69
共立社

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