会員限定有料記事 毎日新聞
自民党が政権復帰した2012年衆院選の初当選組は「安倍チルドレン」として一大勢力を築く一方、不祥事の多さから党内で「魔の2期生」とやゆされた。一部は批判を浴びて離党したり、今回の衆院選で出馬を断念したりしたが、それでも公認された97人のうち小選挙区で59人、比例代表で23人の計82人が3選を果たした。14年の初当選組も14人中12人(いずれも23日正午現在)が再選された。
12、14両年の衆院選は安倍政権への追い風で勝ち、自民党幹部からは「選挙の地力がない」と心配されたが、今度は野党の「敵失」に助けられた形だ。
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