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岸和田市長選

百条委員長「前職応援を」 中学時代の教師

市長選告示前に開かれた会合で呼びかける

 大阪府岸和田市の出直し市長選で敗れた信貴芳則前市長(56)を巡り、金銭疑惑の解明のために市議会に設置された調査特別委員会(百条委)の委員長で共産党の中井良介市議(70)が市長選告示前に開かれた会合で、信貴氏への支援を呼びかけていたことが5日分かった。中井氏は信貴氏の中学時代の教師だった。中井氏は取材に「通常の政治活動であり、問題はない」と弁明するが、専門家は「委員長として不適切だ」と指摘している。

 出席した男性によると、会合は同市内の飲食店で告示1週間前の先月21日昼、信貴氏の市内の出身中学の同期生や元教師ら約30人が新年会として開催。信貴氏は欠席したが、かつて社会科教師だった中井氏は出席。中井氏は、駐車場で記念撮影をした際に「信貴さんに1票入れたってな」と呼びかけたという。

 一方、中井氏は取材に「『信貴さんを応援したってください』と言ったが、『1票入れて』とは言っていない」と反論。告示前の支援呼びかけに問題はないとした上で「委員長の仕事はちゃんとやらなあかんと思っている」と述べ、百条委の委員長を続ける考えを示した。

 元検事の郷原信郎弁護士は、発言内容によっては公職選挙法で禁止する事前運動に当たると指摘。「『1票を入れて』と当選を得させる目的なら問題だ。法的問題がないとしても、公正に委員長の職を務めようとしているのか疑問だ。不適任として解任されても仕方ない」と非難する。

 信貴氏は2013年の市長選の前に自民党の推薦を得るために現金200万円を提供したことを認めている。その現金が党府第18選挙区支部長の神谷昇氏(現衆院議員)に渡ったかどうかで関係者の主張が食い違うなど真相は不明で、百条委は近く信貴氏を証人喚問する見通し。

 4日投開票の選挙では、元府議で地域政党・大阪維新の会公認の新人、永野耕平氏(39)が、信貴氏と元市議の西田武史氏(52)を破り、初当選した。【山下貴史、井川加菜美】

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