メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

選挙のいろは

党員比重増す自民総裁選

新総裁に決まり、石原伸晃幹事長(右)や石破茂前政調会長(右から2人目)と握手する安倍晋三元首相(中央)=東京都千代田区の同党本部で2012年9月26日、竹内幹撮影

 <くらしナビ おとなへステップ>

     9月に予定される自民党総裁選。当初、しんぞう首相の3選が有力視されていましたが、学校法人「森友学園」をめぐる問題などで首相の支持率が低下するなか、出馬が取りざたされる議員たちのきが活発になっています。今回は党規程の改正により、新しい仕組みが初めて適用される総裁選でもあります。

     自民党総裁選の仕組みは2013~14年の総裁公選規程の改正によって大きく変わりました。

     前回12年9月の総裁選は、党員・党友票は所属議員数に関係なく、300票に固定されていましたが、新制度では、国会議員票(議員1人に各1票)と同数になります。党所属議員は衆参計405人(今月1日現在)で、票の総数は党員票と議員票合わせて810票となります。

     1回目の投票で過半数をかくとくする候補者がいなかった場合にじっされる決選投票でも、これまで議員だけに投票権がありましたが、各都道府県連に1票が割り当てられることになりました。自民党は改正の理由について、党員の声をより選挙結果に反映させるためとしています。規程改正後の15年の総裁選は安倍首相以外に候補者がなく選挙にならなかったため、新制度での実施は今回が初めてとなります。

     12年9月の総裁選は、党員票と議員票が逆転した波乱の選挙として知られています。安倍首相、いししげる元幹事長ら5人が出馬し、石破氏が党員票165票を獲得し先行しました。しかし、議員票では安倍首相が石破氏を20票上回り、勝負は2人の決選投票に。結局、議員からはばひろい支持を集めた安倍首相が総裁に返りきましたが、新たな仕組みでは、決選投票に都道府県連票が加わるため、議員票だけでの逆転は難しくなるかもしれません。

     小泉純じゅんいちろう首相が誕生した01年4月の総裁選も政治史に刻まれています。議員の支持が少なく、不利とみられていた小泉氏が党員票の58%を獲得してすべり的勝利を収め、小泉旋せんぷうの幕開けとなりました。次期総裁選でどのようなドラマがあるか注目されます。【杉本修作】=次回は5月10日に掲載

    関連記事

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 千葉市教委 「日焼け止め使用許可を」全中学に通知へ
    2. 山口メンバー 「本当に申し訳ない」涙で謝罪 無期限謹慎
    3. ORICON NEWS TOKIO城島、国分、松岡、長瀬の4人も謝罪コメント発表 山口達也が無期限謹慎[全文掲載]
    4. ORICON NEWS 国分太一、山口達也の“アルコール治療”明かす「断絶したい気持ちもあったと思う」
    5. 近鉄 橋脚、上流側に7.8センチ傾く 南大阪線・大和川

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

    [PR]