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新潟市長選

「野党共闘」に亀裂 ダブル選対方式で

小柳氏支援の共闘態勢をPRする共産、社民の関係者。小柳氏本人の姿はなかった=新潟市中央区で2018年9月14日午後3時46分、南茂芽育撮影

共産・社民が支持表明も小柳氏現れず

 共産、社民両党は14日、新潟市長選(10月14日告示、28日投開票)で、「市民党」を掲げて立候補予定の旧民進党系元市議、小柳聡氏(31)を支持すると表明した。既に小柳氏支援を決めている立憲民主、国民民主の各党と連携し、6月の知事選に続き「野党共闘」態勢を構築するという。しかし立憲、国民とも、6月の知事選敗北の教訓から共産とは距離を置きたい考えで、2016年参院選から県内で続く「野党共闘」は正念場を迎えている。【南茂芽育】

 「新潟市長選でも野党共闘を生かしたい」。14日、共産党県幹部と共に県庁で記者会見した社民党県連の渡辺英明幹事長は、小柳氏を支援する理由についてそう述べた。

 しかし会見場には小柳氏も、共闘相手の立憲、国民関係者の姿もなく、小柳氏らと改めて共同会見を開く予定もないという。

 「首の皮一枚でも共闘維持を優先させた」と、共産県幹部は一部野党のみでの会見になった理由を説明した。

 共産、社民は今回の市長選でも「野党統一候補」の擁立を模索。しかし立憲、国民やその支持組織の連合などは、6月の知事選で野党候補が敗れた理由を「思想の違う共産と一緒に組んだことで組織がまとまらなかった」(連合新潟幹部)ためと分析。共産外しを模索した。

 この状況に危機感を抱いた社民県連幹部は、小柳氏陣営の選対本部長に就任した立憲の西村智奈美衆院議員(新潟1区)を説得。立憲、国民の旧民進系と、社民・共産とがそれぞれ個別に小柳氏選対を設置する「ダブル選対方式」で臨むことで折り合ったという。

 小柳氏は共産、社民の会見に同席しなかった理由について「どの政党とも一定の距離感は保ちたい」と述べた。

 市長選を巡っては、自民系元市議の吉田孝志氏(56)、元自民参院議員の中原八一氏(59)、元新潟市北区長で経済産業省出身の飯野晋氏(45)も立候補を表明している。自民は候補者の一本化を模索しているが、吉田氏、中原氏とも出馬を断念するつもりはないとしている。

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