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「若者よ 投票に行こうよ」PR動画に高校ダンス部起用 選管と大学の連携も 大阪ダブル選

ポンポンで文字を作り、投票を呼び掛ける箕面自由学園高のチアリーダー部=大阪府選管配信の動画から

 選挙権年齢が18歳に引き下げられて初めての統一地方選を迎えた。投票率が他の世代より低調な若者の選挙への関心を高めようと、知事・大阪市長のダブル選がある大阪府ではさまざまな取り組みが進む。10代、20代をどこまで振り向かせることができるのか。【松浦吉剛、山田毅】

 「LET’S GO トウヒョウ」。箕面自由学園高(豊中市)チアリーダー部の約60人は息の合ったダンスの中で手にしたポンポンで文字を作り、投票を呼び掛けた。府選管が初めて高校生を起用して制作したPR動画の一コマだ。

 府立登美丘高ダンス部(堺市東区)と府立今宮高ダンス部(大阪市浪速区)が登場する動画もあり、府選管ホームぺージや動画投稿サイト「ユーチューブ」などで閲覧できる。

 若者を投票に動かすのはダブル選でも容易ではない。大阪市選管の抽出調査によると、40年ぶりに府知事選と同日に投開票された2011年11月の市長選で、20代の投票率は37.49%。最も高い70代はその約2倍だった。15年11月の前回ダブル選では、20代の投票率が25.41%だったのに対し、70代はその2.7倍で差が広がった。

 PR動画への高校生起用は危機感の現れだ。府選管は「いろいろ広報しても若者の投票率はなかなか上向かない。同世代の呼び掛けなら効果があるのでは」と期待する。出演した箕面自由学園高2年、相原菖(あやめ)さん(17)は「選挙は人任せにせず投票に行こうよ、という思いを表現した」と話した。

 選管と大学の連携も広がる。豊中市選管と大阪大は15年の統一地方選で豊中キャンパス内に期日前投票所を設置し、投票管理者と立会人を学生から募集した。今回も実施する。

 また、大東市選管は連携協定を結ぶ地元の大阪産業大に呼び掛け、初めて学生約20人が市内各地の投開票所で受け付け業務や開票作業を手伝うことになった。このほか近畿大法学部と府選管は昨年11月、統一地方選を見据え、投票の意義などを考える討論会を東大阪キャンパスで開いた。

 一方、関西の学生団体「UMF」は、投票所でもらえる投票済証などを提示すると無料で楽しめる音楽フェスを、4月21日に豊中市の服部緑地野外音楽堂で開催する。団体創設者の高村治輝さん(26)=大阪市=は「フェスを通じ、選挙や政治に興味すらなかった人の背中を押したい」と力を込めた。

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