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共産が20選挙区で取り下げへ 参院選1人区 野党候補を一本化

日本共産党中央委員会が入るビル=東京都渋谷区で2019年5月14日、曽根田和久撮影

 共産党は夏の参院選で全国に32ある1人区(改選数1)に擁立した24人の公認候補予定者のうち20人を取り下げる方針を固めた。立憲民主党、国民民主党、無所属のいずれかが立候補を予定する選挙区。共産が取り下げることで、自民党に対抗する野党候補を一本化する。21日から順次、取り下げを発表する見通しだ。

 共産はこれまで青森、宮城、秋田、山形、福島、富山、石川など24選挙区で候補予定者を公認。このうち、青森、宮城など7選挙区で立憲と、富山、石川など5選挙区で国民と、秋田、山形、福島など8選挙区で無所属と競合。この計20選挙区での共産の対応が焦点になっていた。

 共産は立憲などと調整した結果、共産のほかに主要野党がいない福井、鳥取・島根、徳島・高知、佐賀の4選挙区のうち、合区の鳥取・島根、徳島・高知の2選挙区で共産への一本化で大筋合意した。福井、佐賀では同党は立憲や国民と調整が続くが、「共産一本化」が1選挙区(香川)にとどまった前回の2016年参院選を上回ることになったため、他の選挙区で他党に協力する環境が整ったと判断。大半の候補予定者の取り下げに応じることにした。

 立憲、国民、共産など野党5党派は21日、国会内で幹事長・書記局長会談を開く。一部選挙区の候補一本化に合意するとともに、1人区全てでの一本化に向けて詰めの調整を急ぐ方針を確認する。共産の小池晃書記局長は20日の記者会見で「精力的に最終段階の協議をやっている。一定のものを合意して、発表したい」と述べた。

 16年参院選は1人区全てで主要野党が候補を一本化し、自民に11勝21敗の戦績だった。13年の2勝29敗から一定程度、盛り返した形となった実績があり、主要野党は今回も1人区の一本化を重視している。【浜中慎哉】

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