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令和フィーバー考

「多様性向上で『おじさん政治』脱却を」スティール若希・名古屋大大学院特任准教授

スティール若希・名古屋大大学院特任准教授=本人提供

 「令和の日本の課題は、多様性をいかに向上させるかだと思います」。普段、2人の我が子を乗せているママチャリで東京都内のカフェに現れた名古屋大大学院特任准教授、スティール若希さん(44)の言葉は明快だった。カナダ出身で日本に住み、この国を20年以上見つめてきた政治学者だ。「さもなければ、日本は平成の『おっさん政治』から抜け出せないですよ」。真剣なまなざしに引き込まれて、耳を傾けた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 日本社会にも多様な人がいる。男性、女性、性的少数者、若者や老人、障害のある人、外国人。でも、平成から続く法制度や政治は「男性で、異性愛者で、日本人で、家族のケアなどしない働き手だけを主に想定しているようです」とスティールさんは言う。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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