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総力戦の公明 自民と不協和音も 最激戦区・兵庫

公明党の山口那津男代表の第一声に集まった有権者=神戸市中央区で2019年7月4日午前10時44分、猪飼健史撮影

 「自公による安定政権のため、この最激戦区で勝利を」。参院選公示直前の2日夜、港の夜景を望む神戸市内のホテルで、菅義偉官房長官が声を張り上げた。手を取り、一緒に拳を上げたのは公明党の新人、高橋光男氏。菅氏は6月2日にも高橋氏の応援で来県しており、現職の官房長官としては異例の動きだ。

 会場には兵庫県内の自治体の首長や、長年自民を支持してきた建設、港湾などの業界関係者ら4000人以上が集結。周辺道路では一時、渋滞まで起きた。県内選出の自民党衆院議員も代理を含め全10人中9人が参加し、関係者によると衆院議員1人当たり150人を「動員」するノルマも課されたという。公明の地元議員は「ホテルは開業以来の人出だったらしい。プレッシャーですわ」と背筋を伸ばした。

 兵庫選挙区は前回2016年に改選数が1増の3となり、与野党で1議席ずつを分け合う構図が激変。今回は自民と公明、野党も立憲民主、共産、日本維新の会が候補者を立て、計6人による激しい争いとなった。中でも総力戦を展開しているのが公明だ。

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