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参院選

後半情勢・毎日新聞総合調査 改憲、3分の2厳しく 1人区で自民防戦

焦点の議席数

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党派別推定当選者数

 毎日新聞は13、14両日、第25回参院選の特別情勢調査を行い、取材情報を加味して後半の情勢を探った。4、5両日の序盤情勢の取材時と比べると、32カ所ある改選数1の「1人区」で、野党優勢の選挙区が5から7に増えた。28カ所の1人区では自民党現職が改選を迎えており、自民の防戦が続いている。自民、公明両党に、憲法改正に前向きな日本維新の会を加えた「改憲勢力」は、改憲発議の条件である参院定数(245)の「3分の2」(164)の議席の維持に必要な85議席を確保するのが厳しい情勢となっている。(3面に関連記事と「調査の方法」)

 参院選では定数の半数が改選され、非改選は121。定数増に伴い、今回の改選数は3増の124。

 情勢調査で「投票先を決めていない」と答えた人は選挙区で約2割で、21日の投開票日までに情勢が変わる可能性がある。

 自民が固めた議席は選挙区と比例を合わせて51以上となる見込みで、序盤の「53以上」から微減となった。公明党は10議席を固めた。自民幹部が「勝敗ライン」に掲げる「与党で改選過半数」の63は超えそうだ。

 1人区は32選挙区のうち、自民が20選挙区で優勢を保つ。序盤と比べると、香川が接戦から自民優勢に転じた一方、自民がリードしていた青森、鹿児島が接戦となり、自民優勢の選挙区が一つ減った。

 岩手、宮城、新潟では、接戦から野党統一候補が抜け出した。山形、長野、愛媛、沖縄とともに野党側が優勢だ。一方、秋田は野党優勢から互角に転じた。青森、三重、滋賀、鹿児島の計5選挙区で与野党が競り合う。自民優勢の選挙区でも、野党が激しく追い上げる選挙区が複数ある。

 自公両党は衆院では改憲発議の前提の3分の2を確保し、参院では維新と、改憲に前向きな無所属議員と合わせて3分の2を占める。非改選の改憲勢力議員は79人で、3分の2の維持には85人の当選が必要となる。

 後半情勢では自公維3党が固めたのは67議席で、序盤より2減。東京と兵庫などで自公維の候補が当落線上で競合しており、85議席獲得は厳しい情勢だ。

 安倍晋三首相の改憲の意向と距離を置く「非改憲勢力」は選挙区、比例で計35議席を固めた。40議席を得れば「3分の2」を阻止できる。立憲は首都圏4選挙区と福岡で優勢で、比例は10議席以上を視野に入れる。国民は選挙区と比例で4~6議席の見通し。共産は東京、埼玉で議席獲得の可能性が高い。

 維新は大阪で2議席獲得の可能性が高く、東京、兵庫で議席をうかがう。社民は比例の議席獲得に向けて厳しい戦いを続ける。政治団体「れいわ新選組」は比例で1~2議席を獲得しそうだ。政治団体「NHKから国民を守る党」も比例で議席獲得の可能性がある。【野口武則】

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