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改憲勢力、参院3分の2届かず

国会議事堂=東京都千代田区で2019年5月1日、川田雅浩撮影

 第25回参院選で、与党の自民、公明両党と憲法改正に前向きな日本維新の会などの「改憲勢力」が、改憲の国会発議の条件である参院の3分の2(164議席)を割り込むことが確実になった。開票状況や毎日新聞の情勢取材などによると、改憲勢力の今回の獲得議席は、3分の2の維持に必要な85議席に届かない見通しだ。

 改憲の国会発議には衆参両院で3分の2の議席が必要。改憲勢力は衆院で3分の2を保持している。

 しかし今回の参院選では、主要野党が候補者を一本化した全国32の1人区(改選数1)などで、与野党が激戦を展開。改憲勢力は2016年の前回参院選の結果で確保した3分の2を維持できなかった。

 安倍晋三首相は、宿願の改憲に向けた戦略の見直しを迫られる。ただ、首相は改憲勢力以外に国民民主党にも秋波を送っており、改憲論議を巡る与野党の駆け引きが今後活発化しそうだ。

 参院は3年ごとに定数の半数ずつが改選される。定数増に伴う今回の改選数は3増の124で、非改選は121。安倍首相は、与党が非改選(70議席)を含めて参院で過半数を維持するために必要な53議席を目標に掲げていた。自民党幹部は与党で改選議席の過半数(63議席)を目標ラインとし、これらの目標は既に上回った。

 参院選の結果を受けて安倍政権は継続。安倍首相の通算在職日数は11月19日に2886日となり、憲政史上最長の桂太郎首相(1901~06、08~11、12~13年)と並ぶ可能性が高い。

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 (改選) 選挙区 比例 当選
自民(67) 38 19 57
立憲(9) 9 8 17
公明(11) 7 7 14
維新(7) 5 5 10
共産(8) 3 4 7
国民(8) 3 3 6
社民(1) 0 1 1
れ新(-) 0 2 2
N国(-) 0 1 1
希望(1) - - -
諸派(2) 0 0 0
無属(3) 9 0 9
計(117) 74 50 124

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