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自民「優位」一転辛勝 動揺走った兵庫選挙区

3位で当選圏に滑り込み、久元喜造・神戸市長と握手を交わす加田裕之氏(手前右)=神戸市中央区の事務所で2019年7月22日午前0時2分、反橋希美撮影

 参院選兵庫選挙区は日本維新の会、公明党、自民党が改選3議席を獲得した。「改憲勢力」が占めたのは2016年の前回と同じだが、得票の構図は大きく変わった。兵庫県内全域で票を伸ばした維新、保守票狙いの戦略が奏功した公明に対し、「優位」が伝えられていた自民は辛勝に終わった。「緩み」や他党からの切り崩しが影響したとみられ、自民の陣営には動揺が走っている。【春増翔太、川畑さおり、反橋希美】

 「(報道各社の)世論調査でほめ殺され、『大丈夫』と思われた。いったいどんな調査なのか」。22日未明、神戸市中央区の事務所で万歳三唱を終えた自民の加田裕之氏(49)は、苦戦の要因を問われて不快感を示した。選挙中に「加田氏優位」を伝える新聞記事を手に「加田さんは大丈夫だからうちに入れて」と頼んで回る他陣営の姿を見たという。陣営幹部も「自民が強い農村部ほど雰囲気が緩んでいた」と明かす。

 目標の60万台には遠く及ばない46万6161票。トップで再選した維新の清水貴之氏(45)に10万票以上、公明の高橋光男氏(42)にも約4万票の差を付けられた。次点で立憲民主党の安田真理氏(41)には約3万票差にまで迫られた。比例代表で自民は県内で約64万票を獲得しており、約17万票も他候補に流れた計算になる。

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