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埼玉知事選を左右した第三の男 女性野党候補と決別、劣勢を辛勝に転換

支援者からの大野コールに笑顔で答える大野元裕氏=さいたま市浦和区で2019年8月25日午後10時24分、大平明日香撮影

 16年ぶりに新人同士の争いとなった25日投開票の埼玉県知事選は、野党各党の県組織などが支援した元参院議員の大野元裕氏(55)が、自民、公明推薦のスポーツライター、青島健太氏(61)を破り初当選した。当初劣勢が伝えられていた大野氏の勝利へ流れを変えたのは、告示2日前に決まった元参院議員の行田邦子氏(53)の不出馬。行田氏の選対を築いた、ある選挙参謀の決断が鍵となった。選挙戦を取材した記者が内幕を振り返る。【鷲頭彰子】

 この選挙参謀をA氏としておこう。小沢一郎衆院議員に近く、各地の選挙を勝利に導いた。地域ごとに細かく票を読んで、足りない部分に力を集中。周囲を鼓舞してやる気を引き出す手腕で「選挙の神様」と言われた。2007年の参院選から県内の選挙に関わり、埼玉選挙区で民主党の2議席獲得を実現。9年前には大野氏の参院選初挑戦にも関わった。

 私は12年前に初めて取材し、大野陣営を担当した今回の知事選でも情報交換を重ねた。

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